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信大生と美術作家・森北伸さんが共同企画展-松本市美術館で

休日返上で「アルミ人」作りを進める学生。

休日返上で「アルミ人」作りを進める学生。

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 信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座(松本市旭3、TEL 0263-37-3247)は現在、11月18日~21日に松本市美術館で行われる美術作家・森北伸さんとの共同企画展「containers with rhythm」に向けて準備を進めている。

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 同講座と同館の共同企画は今回で3回目。同講座は通年、幅広い分野の作家を迎えてワークショップなどを行いながら、さまざまな領域を理論と実践を通じて融合させ、芸術表現方法を模索する研究を行っている。今回は、今年5月に開催した森北さんとのワークショップをきっかけに、森北さんの作品や、一緒に何ができるかなどについて話し合い、共同企画展を依頼した。

 「森北さんの作品から感じる『人や住まいについて静かに問いかける』部分を自分の日常とどうつなげていくかを話し合った。単に作品を展示するだけではなく、『私たち』が『松本』で行う意味なども考えてきた」と同学部の金井直准教授。

 森北さんは現在、愛知県立芸術大学で指導しながら、彫刻・絵画などの創作活動を行っている。これまでも小・中学生や高校生と一緒に共同制作やワークショップなどを行ってきた森北さん。「何かを教えたくてやっているのではない。その人が何を考えているかに興味がある」と話す。

 森北さんは12日に松本入り。今年「あいちアートの森」で結成したユニット「a ghost from the little forest in the north」の小林亮さん、山村一美さんとともに、学生たちとの作業を開始した。学生たちは、アルミ缶を人型に切り出した「アルミ人」を制作中。「頭の中ではいろいろシミュレーションしているが、『ゴール』を決めるとそれに向かって動くだけになってしまうので。プロデュースではなくディレクション。出てきたものを尊重して作り上げていく。プレッシャーもあるが、楽しみもある」(森北さん)。

 同展では、森北さんの作品約50点を展示する予定。森北さんによるアーティストトークや学生スタッフによるギャラリーツアーなども企画する。「展覧会というと、美術館など会場となる場所と作家で作られることが多いが、その間に学生が入ることが面白さになると思う。お客さんに開いていくような、そんな第3のあり方になっていけば」と金井准教授は話す。

 開館時間は9時~17時(入場は16時30分まで)。入場無料。21日13時30分からは森北さんがアーティストトークを行う。12月4日には、ダンスパフォーマンスと映像インスタレーション「Rhythm En “M”」も予定。

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