「長野美少女図鑑」創刊-松本パルコ前でモデルが配布イベント

笑顔で「長野美少女図鑑」を配布するモデルたち。

笑顔で「長野美少女図鑑」を配布するモデルたち。

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 長野県内の一般女性をモデルにしたフリーペーパー「長野美少女図鑑」が12月20日、創刊された。

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 「美少女図鑑」は、その街に住む「普通の女の子たち」をモデルに、そのエリアのなじみのあるスポットで撮影するファッション写真誌。発行部数の少なさや市場に出回る期間が短いため、「幻のフリーペーパー」とも呼ばれている。長野版の発行は今回が初めて。

 モデルは、事前応募や公開オーディションで登録した約150人の中から11~32歳の女性36人を起用。撮影はあがたの森(松本市)や安曇野絵本館(安曇野市)のほか長野市や小諸市など県内16カ所で行った。「リアル感を出すために衣装は自前、メークもほとんど自分でやってもらった」と長野版の企画・制作を行うP&Kキーズプレイス(安曇野市)の橘公成さん。各ページにはモデルの女の子の名前や生年月日、県内で一番好きな場所、撮影を終えた感想などが記載されている。

 20日には松本パルコ前の「花時計公園」で、同誌に登場したモデル11人が配布イベントを行った。イベントが始まる30分前から人が集まる人気ぶり。「もらえますか?」とスタッフに声を掛けた人に「イベント開始時間になれば、モデルの女の子が直接配布しますけど…」と答えると、時間まで待つ人も。モデルたちは慣れないながらも、道行く人に「どうぞ」「お願いします」と一生懸命声を掛けながら手渡ししていた。

 当日、掲載されている自分たちを初めて目にしたモデルたち。波田町出身の金子詩音さん(11)は母親や兄弟と一緒にイベントに参加。自分が掲載されたページを家族で見ながら「自分じゃないみたい。うれしい」と話した。飯田市出身の関口美希さん(18)は「やりたいなと思っていたので、選ばれてすごくうれしい」とほほ笑んだ。

 創刊号の今回はA5版64ページ全面フルカラー、発行部数は2万部。県内のローソン、平安堂、TSUTAYAで無料配布する。

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