国営アルプスあづみの公園にLEDイルミ20万個-熱気球搭乗体験も

約20万個の電球が冬の安曇野を彩る。

約20万個の電球が冬の安曇野を彩る。

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 「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」(安曇野市堀金烏川、TEL 0263-71-5511)で現在、イルミネーションイベント「森の光物語」が開催されている。

幻想的な光のトンネルも。

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 同イベントは今年で5回目。今年は「あづみのの森の妖精と動物たちの夜のうたげ」をテーマに、20万個の電球が園内の池や樹木、路地を彩る。動物や同園のマスコットキャラクター「草太(そうた)」と「木子(もっこ)」をモチーフにしたイルミネーションも。ほかにも、ペットボトルで作ったツリーや、そりいっぱいにプレゼントを積んだサンタクロースが木製のトナカイのたづなを引くオブジェなどが来園者を楽しませている。環境にも配慮し、バイオディーゼル燃料使用の発電機を主に利用する。

 期間中は、熱気球をロープで固定し約10メートル上昇した位置から園内のイルミネーションと安曇野市の夜景を一度に楽しめる「夜の熱気球体験搭乗」も開催。気球の定員は10人ほど。バーナーに火が付き、気球がふわっと浮くと乗客からは「わあっ」と期待に満ちた声が上がり、家族と来ていた女児が「このままおうちまで帰りたい」と言うと笑いが起こるなど、和やかな雰囲気で10分ほどの搭乗体験が終了。長野市から来たというカップルは「これ(熱気球)のために長野から来た。もっと乗っていたかった」と振り返っていた。

 イベント担当の辻井俊博さんは「今年もたくさんの人に来園してくれている。これから寒さも本格的になるので温かい格好で来て、楽しんでほしい」と話す。

 点灯時間は16時~21時(入園は20時30分まで)。16時以降の入園料は、大人=280円、子ども=50円、幼児無料。熱気球参加費は、大人=2,000円、子ども=1,000円、幼児=100円。通常時間の入園者も21時まで滞在可能。今月27日まで。

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