松本産原料にこだわった限定麦焼酎「日本のどまんなか松本」発売

県の原産地呼称管理制度の認定も取得

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 松本市内11社の酒類販売店でつくる「どまんなか松本の会」は6月17日、松本産の原料のみで作った麦焼酎「日本のどまんなか松本」を発売した。

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 同会は、市制施行100周年の2007年に発足。「松本らしさ」「地産地消」を目的として商品開発を進め、第1弾として昨年3月と今年1月に松本産サツマイモを使った芋焼酎を発売。市内に焼酎の醸造免許を持つ酒蔵がないため、醸造は飯田市の喜久水酒造に依頼し、商品化した。

 今回発売された麦焼酎は、市内の中山地区と島立地区で収穫された麦と、市内の湧水「女鳥羽の泉」の水を使用。2005年に蒸留された焼酎を喜久水酒造が醸造、熟成させていたもので、同会が譲り受け、同名で商品化となった。

 「まろやかで飲みやすい焼酎。今の時期はロックが一番おすすめ」と長野県酒類販売松本支店の清水博美さん。「今後は同名のブランドでそば焼酎や、純米大吟醸などの日本酒も出していければ」と話す。

 同品は、アップルランドなど市内にある同会会員の25店舗でのみ販売する。価格は720ミリリットル入り=950円、1.8リットル入り=1,806円。計5,000本を限定発売する。

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