浅間温泉のつけもの喫茶で「たくあん食べ比べ会」-野沢菜に次いで開催

来店者がそれぞれのたくあんを真剣に食べ比べ、1票を投じた。

来店者がそれぞれのたくあんを真剣に食べ比べ、1票を投じた。

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 松本市浅間温泉の「つけもの喫茶」(松本市浅間温泉1、TEL 0263-46-0573)で、一般家庭から持ち寄られたたくあんを食べ比べて人気投票を行う「たくあん食べ比べ会」が開かれた。

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 冬の温泉街を活気づけるイベントとして1月に企画された「野沢菜食べ比べ会」に次いで2回目の開催。一般家庭から募ったたくあんは、松本をはじめ大町や安曇野、塩尻などからも持ち寄られ、漬物用の大根を漬けた「かた大根」の部に20品、普通の大根を漬けた「やわ大根」の部に16品が集まった。2月23日から「かた大根」「やわ大根」とも3日間ずつ来店者の試食、投票による予選が行われた。勝ち上がった「かた大根」6品、「やわ大根」8品による決勝が3月1日~3日に行われ、1日はこの冬一番の来店数があり、その多くがたくあんの食べ比べを楽しみ、自分の好みのものに1票を投じた。

 同店は、お茶請けにお菓子の代わりに漬物が出ることが多い松本で「ありそうでない、漬物とお茶をメーンとする喫茶店」として昨年3月にオープン。浅間温泉近隣の家庭で漬けられているさまざまな漬物を集め、京都の宇治煎茶(せんちゃ)と併せて提供、今までに約60種類のつけものが店頭に並んだ。3日に開店1周年を迎え、「この1年はあっと言う間だった」と店長の浜重俊さん。昼間は広く県内からの来客が多く、夜には浅間温泉近隣の学生などが、漬物をつまみにワインや日本酒を楽しむ。

 毎月第4水曜に行われている店頭での販売イベント「にこにこ市」を、1周年を記念して3月5日に開催し、その場で上位入賞者のたくあんの試食を行う。今後の食べ比べ会は、3月に信州の郷土菓子で米粉を練って作る「やしょうま」などで「春の手作りお菓子の食べ比べ会」を行う予定。

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