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塩尻駅内にカフェバー「アイマニ」 塩尻産ワインPR、生産者とつなぐ場にも

電車の行き来が聞こえる店内。壁には塩尻市の地図を描いてワイナリーを紹介

電車の行き来が聞こえる店内。壁には塩尻市の地図を描いてワイナリーを紹介

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 塩尻産ワインを提供するカフェバー「アイマニSHIOJIRI」がJR塩尻駅構内に6月4日、オープンした。

2カ所ある入り口の1つ。丸い照明がレトロな雰囲気

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 市内のワイナリーから仕入れたワインをメインに、地元産の食材を用いたメニューを提供する。昨年9月に閉店した喫茶店を改装。床材をはがし、壁を塗り替え、古家具を置くなどして、落ち着いた雰囲気に仕上げた。店舗面積は約15坪で、席数はテーブルとカウンターで17席。

 グラスワイン(600円~)は赤と白、それぞれ3種類を用意。ブレンドコーヒー(450円)、「塩尻りんごジュース」(550円)、「農家直送フレッシュハーブティー」(600円)などソフトドリンクもある。経営する「HYAKUSHO」代表・田中暁さんは「ワインは今後、数も種類もさらに充実させたい」と話す。

 ランチは「アイマニ限定コラボランチ」(1,200円)と「アイマニドッグ」(980円)を提供。いずれもドリンク付きで、200円増しでミニワイン(60ミリリットル)に変更できる。ほかに、パスタや旬の野菜を使ったソテーやおひたしなど、ワインと共に楽しめるメニューも。

 田中さんは、2020年11月に塩尻ワインの認知向上と新たなファンコミュニティー構築を目的に「塩尻ワインサークル」を発足。SNSや動画を使って、情報発信に力を入れてきた。「オンラインからリアルな場へ」と、今年1月にはビンヤード(ブドウ園)を作るためにクラウドファンディングを実施。目標金額の2倍以上の支援を集め、3月から支援者らと共に畑作りを始めた。

 カフェバーの構想は、サークル発足当初からあったという。「塩尻に来てすぐにワインに触れられる場、生産者とファンをつなぐ場を作りたいと考えていた。駅内なら観光客にもアピールできるし、駅前の活性化にもつながる」と田中さん。店名には、生産者とワインを楽しむ人をつなぐ「間」、電車待ちの「間」に利用してもらいたいという思いを込めた。

 オープンして2週間。店に立ち寄った生産者と、居合わせた客に自然と会話が生まれる場面もあり、「ここでの出会いが、次また訪れる理由になることもある」と田中さん。今後は、駅前の観光案内所周辺にテラス席を設けてイベントを開いたり、4月から正式運行している市のオンデマンドバスと連携したりしていきたいという。「地元の人からは、『塩尻ワインを気軽に飲めてうれしい』という声も聞く。ワインを通じてさまざまなつながりをつくりたい」とも。

 営業時間は11時~22時30分。

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