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塩尻の「無印良品」で地域を知る月替わり企画 初月は農家写真展&マルシェ

「小さいことから積み重ねてつながりを作りたい」と話す小宮山店長(左)と田中さん

「小さいことから積み重ねてつながりを作りたい」と話す小宮山店長(左)と田中さん

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 今年4月にオープンした「無印良品ツルヤ塩尻広丘」(塩尻市広丘堅石、TEL 0263-52-1201)で、地域の人・もの・ことが出合うことでつながりを生み出す月替わり企画「Living」が10月4日、始まった。

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 第1弾として取り上げるのは地域の農家。入り口近くの特設会場では現在、市内近郊地域の農家にフォーカスした写真展「Real Face」を開催している。農場での作業や、農作物を手にした姿、家族と談笑する様子など切り取った5軒の農家のモノクロ写真、約40点を展示。同市を拠点に活動する「HYAKUSHO」がプロデュースを手掛け、フォトグラファーの山田智大さんが撮影した。「HYAKUSHO」の代表・田中暁さんは「農家の皆さんのことを身近に感じ、深く知ることができれば日々の食卓がもっと豊かになるはず」と話す。

 期間中の日曜には、同展で撮影した農家が週替わりで出店する「Living Marche(マルシェ)」も行う。初回の10日は、軽トラックを店内に入れて荷台でも販売した。「生産者の顔が見えることで『推し農家』みたいなものができると面白い。全国展開する店の中に、地域が溶け込むような空気が生まれるのもいい」と田中さん。

 「無印良品」では、全国各店で地域と連携したイベントやワークショップなどを展開している。同店店長の小宮山志保さんは「この場所で何ができるのかを地域の皆さんと一緒に考えたいと思った。企画ありきというのではなく、まずは会って話をして仲良くなって、そこからテーマを検討してきた」と振り返る。地域を「さまざまな点の集合体」と捉え、その点を一つ一つ紹介することで新たなつながりを生み出そうと、今回の企画を立ち上げた。

 来月は地場産業である漆器を取り上げる予定だという。「取り組みを通してつながりが生まれ、集う場となり、コミュニティーができれば。まだできたばかりの店なので、地域の皆さんと真摯(しんし)に向き合っていきたい」と小宮山さん。田中さんは「店側、お客さん、両方の期待を感じつつ、その間をうまくつないでいけるような形を模索している。どちらにとっても何か新たな気付きがある取り組みにしていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時。写真展は10月31日まで。マルシェは24日、31日の13時~16時。

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