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松本・なわて通りで「昭和」なイベント エネルギッシュな時代、新たな刺激に

「昭和」の雰囲気を盛り上げるなわて通り

「昭和」の雰囲気を盛り上げるなわて通り

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 さまざまな角度から昭和のサブカルチャーを楽しむイベント「昭和の坩堝(るつぼ)」が昭和の日の4月29日、松本のなわて通り周辺で行われる。

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 ファッションやアート、音楽、食など、一日を通じて昭和のサブカルチャーを満喫できる多彩な企画を展開。美容室「ニチカhair」(松本市大手5)では、定期的に開催している「よろしくの会」と連動して「純喫茶ニチカ」(10時~15時)がオープン。クリームソーダーやお子さまランチ、大人さまランチなどを用意するほか、昭和生まれの親を持つ子どもは無料、昭和生まれの人は500円で「ちょっと昭和テイスト」なカットを行う。洋食店「おきな堂」(中央2)では「たなべひろみの白い昭和史~テルミーゴーゴーガール」(11時~、ランチ付き1,500円、要予約)と題したトークショーを開催。「特製昭和ランチ」を楽しみながら、レトロでポップな1960年代の話に耳を傾ける。

 なわて通りでは、昭和の香りがするアイテムを集めたフリーマーケット「レトロロードなわて」(12時~17時)を開く。昭和の魅力を表現するアーティスト2人による展示「ギャラリーるつぼ」や、通りに突如出現する「覗(のぞ)き見センター」なども。大阪万博のパビリオンの制服に着想を得た衣装で地元の女性たちがパレードする「くりだせパピヨン大行進」(15時~)は飛び入り参加も歓迎する。

 夜は、「スナックビーナス」(大手1)で昭和歌謡ライブとファッションショー「魅惑のキャバレー昭和おしゃれナイト」(18時30分~、予約=2,500円、当日=3,000円)を開催する。歌手でタレントのタブレット純さんや、デリシャスウィートスなど5組が演奏を予定。来場者らによる「ミス坩堝」の選出も。

 ゲストハウス東家(大手4)のスタッフらが企画。年明けごろに、「昭和をテーマにしたイベントを」という話が出たのをきっかけに、準備を進めてきた。「平成生まれの若い人たちや商店街の人たちが、面白がって一緒にやろうといってくれた。DIY感覚でのイベントづくりに同意して参加する人の輪が広がっていった」と同ゲストハウスオーナーの大島健一さん。

 キーワードは温故知新。「『レトロフューチャー』をコンセプトに、昭和を懐かしむのではなく、刺激をもらって面白いものを未来にも持っていきたい」と大島さん。「中学生からおじいちゃん・おばあちゃんの世代まで、一緒に『昭和の日』を楽しんでほしい」とも。

 予約・問い合わせは同ゲストハウス(TEL 070-1379-8080)まで。イベントの詳細はフェイスブックで確認できる。

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