プレスリリース

ベストセラー『家族という病』が、鬼才・大山千賀子のカメラでスクリーンに登場~ 実力派俳優陣よりコメント到着

リリース発行企業:Tokyomuse films 合同会社

情報提供:

【Director’s statement】“この映画は、沈黙を破るための5発の銃弾です。公開されたら大炎上するかもしれませんが、それでいい。 今、この時代に必要なのは、そんな作品だと信じています。「家族という病」が、あなたの当たり前にどんな一撃をくれるか──ぜひ、体感してください。

一番近いはずの家族の事をあなたは良く知っているだろうか?本当の事を知らないのではないか。家族という病、映画と原作は別物だからこそ新しい発見がある。下重暁子

大山千賀子監督作品
『家族という病』
原作:下重暁子(幻冬舎新書『家族という病』) 監督・脚本:大山千賀子
作品概要
下重暁子さんのベストセラーエッセイ「家族という病」を原作に、大山千賀子監督がクロ スオーバー群像劇として映画化。 日本社会の「家族神話」を真正面からえぐり、毒親・機能不全家族という言葉が一般的で なかった時代に家族の幻想をぶち壊した原作のエッセンスを、監督独自の視点で映像化し ました。
5 つの独立したエピソードが少しずつ重なり合いながら繋がり、最終的に「家族という 病」の全体像を浮かび上がらせる構成。 誰もが抱える「〇〇しなければいけない」という呪縛から自由になる痛快さと怖さを、ブ ラックユーモアと過激なデフォルメで描き出しています。
監督の演出哲学
● ハッピーエンドにも暴力的闇暴きにも逃げない。
● 淡々とした日常の中に、ふっと過激なデフォルメを刺す。これが下重さんのエッセイ
のリズムそのもの。
● 感情を大げさに煽らず、事実を気温のように淡々と述べる。奥に熱量と決断がこも
る。
● 観客に「泣けた」「スカッとした」みたいな簡単な感情処理を許さない。「どう感じ
ればいいのかわからない」という戸惑いを突きつける。それが正しい反応。
● 原作の冷たさ、決して和解しない姿勢、「べき」に乗っ取らない強さ、家族の縛りの
残酷さを残しつつ、文学から映画という別の言語に「翻訳」した。
● 「忠実すぎる再現」ではなく、原作を「生き延びさせる」ためにエピソードを重ね、
少しずつ気づかせて行く。 観終わった後、「家族って何?」「親子って何?」「私はどう生きるべき?」という問い が残り、当たり前が音を立てて崩れる体験を目指しています。

一番身近な人間(家族)が、一番残酷だ。下重暁子が家族の幻想をぶち壊してから10年。原作の病は今、スクリーンでさらに膿を噴き出す。現代日本の「家族信仰」に真正面から喧嘩を売る衝撃のブラックコメディ『家族という病』が、アップリンク吉祥寺、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開となります。
原作は累計数百万部を記録した下重暁子のベストセラー。
発売当時、日本中に大きな波紋を呼んだ問題作を、元ファッション広告写真家・大山千賀子が待望の劇場映画化。
写真家としての鋭い眼差しと洗練された映像美で、ブラックユーモアと不穏な緊張感に満ちた群像劇に仕上げました。
「理想の家族」を演じ続ける者たちの崩壊と狂気を、大山監督ならではの、笑いと不気味さが同居する異様なテンションで描き出します。
出演 藤本隆宏、友近、渡辺えり 小出恵介 椿原愛 廣井若葉 寺泉憲

《STORY》
売れっ子のミステリー小説作家・田原純一郎(藤本隆宏)は、強烈な妻・麻里子(友近)に人生を支配され、本来の才能を眠らせたままだ。 定年後も母の期待を裏切れず、偽の重役を演じ続ける元エリートサラリーマンの男・松原雄二(寺泉憲)。彼は引きこもりになった息子を抱えながら、虚飾の人生を続けている。 そして有名女子高に通う黒木まりあ(廣井若葉)は、母の玲子(椿原愛)がAV女優だという噂が学校中に広がり、追い詰められていく。
三つの家族が抱える虚飾と欺瞞の前に現れたのは、裸体をテーマに文学賞を受賞した新鋭作家・藤田森(小出恵介)だった。公園で自由に暮らすホームレスの女性(渡辺えり)は、彼らとはまったく別の存在として静かにその姿を現す。
安定という名の不自由か、孤独という名の自由か--ある台風の夜、彼らの運命が激しく交錯していく。

Episode1股間から文学を生み、頂点を掴んだ男

エロ小説家がAV女優を壁に貼りつけ、股間に顔を突っ込みながらインスピレーションを得て執筆。斬新な手法で矢吹賞を掴むが、「幸せな家族なんてどこにもない」とブチかます。
本作品の中でのセックス描写について新鋭作家である藤田森が好むセックス描写について・ 藤田森は女性をセックスの対象としては見ていない。セックスは誰がやっても同じ行為だ。彼はそういうことに興味を示さない。彼の小説は、自分のオリジナリティーあふれるエロティシズムを読者にぶち込んでいく。

Episode1股間から文学を生み、頂点を掴んだ男


Episode1股間から文学を生み、頂点を掴んだ男


Episode1股間から文学を生み、頂点を掴んだ男


Episode2見栄で蝶々網を振る男

見栄で蝶々網を振る男
定年後も「重役」を演じ続ける男。毎朝妻に弁当を作らせ、スーツで家を出て丘で蝶々網を振る。母を幻滅させたくない見栄と、母の「立派でいてくれればいい」という共犯関係。滑稽なのに胸がズキズキ痛む、家族の病のど真ん中。

Episode2見栄で蝶々網を振る男


Episode2見栄で蝶々網を振る男


Episode2見栄で蝶々網を振る男


Episode1股間から文学を生み、頂点を掴んだ男


エピソード 3:海に沈む母娘 AV女優の母が敷いた「お嬢様」のレールに縛られた娘。パパ活の理由は「お金じゃない」。おじさんにしか本当の自分を話せない絶望。母娘ともに出口がないと体で知り、「ママ、今までありがとう」と静かに海に沈む。安らかな絶望、愛ゆえの残酷な自死。


エピソード 3:海に沈む母娘


エピソード 3:海に沈む母娘


エピソード 3:海に沈む母娘


エピソード 4:雷に打たれて諦めたマンネリ小説家

ベストセラーシリーズ「刑事コンラン」を何十年も繰り返す男。売れることだけが安全地帯であり、同時に牢獄。妻は知っている、娘は知っている。でも誰も口にしない。「マンネリを書いているお父さん」を家族みんなで優しく包み込む、それが“家族”の形。
娘との会話「お前の欲しいものは金だけか?」「それのどこが行けないの?」――どっちも正しくて、痛い。
男は才能の限界に直面し、家族の優しさの中で「これでいいんだ」と諦念の幸福を選ぶ。
エピソード1の男はまだ見栄を張っていた、エピソード2の母娘は一緒に死ぬことで逃げた。でもこの男は、もう逃げもしない。諦めて、受け入れて、その中で“穏やかに”生きていくことを選んだ。
誰も死なない。誰も壊れない。ただ、静かに、永遠に、マンネリを繰り返す。
……これが、日本で一番多い“家族の形”かもしれない。一番怖い病の形。静かな絶望が、じわじわと観客の胸に染み込んでいく。

エピソード 4:雷に打たれて諦めたマンネリ小説家


エピソード 4:雷に打たれて諦めたマンネリ小説家


エピソード 4:雷に打たれて諦めたマンネリ小説家


エピソード 4:雷に打たれて諦めたマンネリ小説家


・エピソード 5:ワンカップを残して消えたホームレスの女

家族の外にいる女。他人の子供を預かり、話を聞かせ、お弁当をもらって生きる。台風が来て姿を消し、砂場にワンカップの空瓶だけ。「おばちゃん寂しかったのかもね」と子供の一言で終わる。誰も探さず、誰も悲しまず、ただ消える。家族の輪の残酷さが最もくっきりと浮かぶ究極のデフォルメ。

エピソード 5:ワンカップを残して消えたホームレスの女


Episode2見栄で蝶々網を振る男


Episode1股間から文学を生み、頂点を掴んだ男


・エピソード 5:ワンカップを残して消えたホームレスの女

家族の外にいる女。他人の子供を預かり、話を聞かせ、お弁当をもらって生きる。台風が来て姿を消し、砂場にワンカップの空瓶だけ。「おばちゃん寂しかったのかもね」と子供の一言で終わる。誰も探さず、誰も悲しまず、ただ消える。家族の輪の残酷さが最もくっきりと浮かぶ究極のデフォルメ。

俳優陣からのコメント
天才と奇人の狭間で佇み、その感性のみで自らこの映画の企画、そして撮影をし続けた大山千賀子氏。
スタッフとの意見の相違、俳優陣との激しい議論は数知れず…。しかしこの先鋭的で狂気すれすれの感性は誰もが持っているものではなく、その才能はこの「家族という病」には必要不可欠であった。

何よりも彼女には底知れない愛があり、作品にかける激しい思いと信念があった。
誰をも凌駕するその情熱は恐ろしく、近寄りがたくもあったが、そんな憎めない愛しい監督と作品を一緒に造り上げてこれた事、今は自分の大きな財産となっている。

こだわりの画や色彩、情念、憤懣、抑圧、解放などの感情の表出をこだわって納得いくまで制約の許す限り追い求め、じっと天候と光、そして俳優の気持ちを待ち、撮影してくれた。ほぼ一発撮りの大木と私の裸体のシーンは特に印象に残っている。

天から授かった計り知れない才能をいかんなく発揮し創られた本作品。観た方はきっと大山監督の不思議な世界観の虜になり、「家族」というものを考えさせられる一石になると思う。藤本隆宏 


家族だからこその苦しさなどあるし、共感できる部分もあり、自分の家族との関係を考えさせられる作品です。
適切な距離感が大切なのだと思いました。
小夏いっこ

玲子を演じさせていただきました。
子供は親の生き写しなのかもしれません。
大切にしたいと思っていても、
そしてそれを行動に移しているつもりでも
相手に伝わらないことがほとんどです。
ただ、玲子の中にある真実は、単純に子供に対する愛だったと思っています。椿原愛


「家族」というものは時に支えであり、時に病のようにまとわりつく存在だと感じています。曖昧で、厄介で、それでも確かにそこにあるものだと思っています。
そのありのままの温度感を触れに映画「家族という病」ぜひ劇場に観にきてください。豊島心桜


映画評論の専門家ではないので、映画そのものの中身については他の方にお任せして、僕は製作の舞台裏について触れたいと思います。数年前、お世話になっているスタイリストの方から「友人が映画を撮るから手伝ってくれない?」とお話をいただき、お会いしたのが大山監督でした。初対面での印象は、とにかく“ブッ飛んだ監督さん”。ですが、それ以上に「いい映像を創ろう」という熱意が凄まじく、そのパワーに引き込まれてお手伝いさせていただくことになりました。撮影が行われたのは、確か数年前の例の世界的な疾病の影響が強かった頃。監督と何度も議論したり、製作費の問題でやりたい事がやれなかったり作品を創ると言う事が大変な作業である事を痛感しました。今回、この映画が完成して、こうして劇場公開されたのは監督の持つパワーだと思います。少しだけ内容に触れると、万人受けする作品ではありません。解釈は観る人それぞれで変わるとも思います。原作を知っている方は、原作との比較も楽しいかもしれません。自分個人的には、今まで色々な物の製作に関わってきましたが、映画製作は初めてだったので貴重な経験をさせて頂けた事に感謝です。Kazuo"Deka"Nishino
(アシスタント プロデューサー)


下重さんの著書『家族という病』が好きで、この作品が映画になると聞いてしかも自分がキャスティングされたことに驚きました。
どこの家庭でも抱えている家族の問題、細かいリアリズムが共感でき一気に読み終えたのを覚えてます。
是非映像化された作品もご覧ください。友近

舞台挨拶情報
7月4日(土)アップリンク吉祥寺 上映13:30~トーク 15:46~30分 登壇者 大山千賀子監督 
7月5日(日)アップリンク吉祥寺 上映13:30~トーク 15:46~30分 登壇者 坂井直樹さん(プロデューサー)松本智恵子さん(スタイリスト)大山千賀子監督 司会 水田静子
7月10日(金)アップリンク京都 大山千賀子監督

上映館
[東京]Uplink吉祥寺6.26~
[東京]Humax池袋6.26~
[長野] 千石劇場7.3~
[神奈川] Humax横須賀7.10~
[京都]Uplink京都7.10~
[山形]ムービーオン山形7.10~
[大阪]第七藝術劇場7.11~
[栃木]小山シネマロブレ7.24~
~全国展開を目指す

SOUNDTRACK:篠崎正嗣 | 篠崎央
主題歌「Psycho」
歌 TASUKU HATANAKA 畠中 祐
作詞:Kanata Okajima
作曲:Jeff Miyahara
レーベル:Lantis

【STAFF】 原作:下重暁子『家族という病』幻冬舎新書 監督・脚本:大山千賀子 撮影:市川 修 音楽:篠崎正嗣 AR:冨田和彦 MA:岡瀬晶彦 主題歌:『Psycho』畠中祐 レーベル Lantis 作詞:Kanata Okajima/ 作曲:Jeff Miyahara 制作プロダクショ ン:Tokyomuse films 合同会社 配給:Cinemago
2026 年 / 日本 /DCP/96 分 / カラー/ シネスコ /5.1ch / 映倫 G (C)「家族という病」製作委 員会


脚本・監督 大山千賀子

エンディング「PSYCHO」作曲 Jeff Miyahara


撮影監督 市川修

サウンドトラック 篠崎正嗣


大山千賀子 経歴
奈良県吉野郡下市町に生まれる。
学歴
東京藝術大学美術学部研究科修了
ロンドン大学ゴールドスミス校研究科修了
10代よりモデルとして活動。高校時代にスキー部と並行してバレエ・ジャズダンスを学び、大学在学中にモデルアルバイトを行う。大学(学習院大学文学部哲学科)を中途退学後、単身ロンドンへ渡る。コヴェント・ガーデンのバレエ学校在籍中、モデルの仕事を通じて写真に興味を持ち、独学で技術を習得。すぐにイギリスの雑誌『VOGUE』や『19』などの撮影を任されるようになる。
ある機会をきっかけにヌード写真の撮影を始め、以後現在まで継続して取り組んでいる。日本で発行される専門誌『コマーシャル・フォト』に取り上げられたことを契機に、日本からの仕事依頼が急増。一時的な帰国のつもりが、そのまま東京を拠点に活動することとなる。
帰国後はCMを中心に広告写真家として活躍。資生堂、トヨタ、コカ・コーラ、サントリーなど大手企業の広告を手がけ、1986年には朝日広告賞を受賞した。
並行してアート活動にも注力。写真と暗闇、音楽を融合させたマルチメディア・インスタレーション作品「残像の中で聞く音」シリーズを制作。インドのガンジス川畔での火葬や沐浴の情景、マレーシア熱帯雨林の自然音など、独自のフィールドワークに基づく素材を使用し、人間の死生観や記憶の残像を探求した。林英哲氏、篠崎正嗣氏をはじめとするミュージシャンとのコラボレーションにより、「真っ暗闇の中のアート」として国内外で高い評価を得る。
主な上演・展示歴
Silence = Avant Gard sound heard amidst afterimages(ロンドン ICAギャラリー) H2O Avant Gard sounds heard amidst afterimages(Fine Art Society) パリ日本文化会館 残像の中で聞く音・聖域(東京芸術劇場)※2日間完売 残像の中で聞く音・R(シアターΧ) 残像の中で聞く音・Silence(京都 清水寺) その他、東京都写真美術館関連作品など
その後、再びロンドンに渡り、ロンドン大学に研究員として在籍。帰国後は写真から映像表現へと活動の幅を広げ、2008年より短編映画・長編映画の制作を開始する。
長編映画第1作目『僕の名前はルシアン』(2022年)は、実際に座間で起きた事件をモチーフに制作。柳俊太郎を主演に迎え、ユーロスペースほかで上映された。以降も『Last Ecstasy』(満島ひかり主演)や、2026年6月公開の最新作『家族という病』(下重暁子エッセイ原案)など、独自の視点で人間の内面や家族を描く作品を精力的に発表し続けている。

大山千賀子 Filmography
【Filmography】
2006年、熱帯雨林と肉をコンバインした映像「Fever」マレーシアの熱帯雨林で撮影。
2007年、危険な一人遊びをテーマにした短編映像「Playing alone」を発表。
2008年、生と死とセックスをテーマにした『霊柩車の男』で短編映画デビュー。
2009年、ネット心中をテーマにした短編第2作『Last ecstasy』(主演:満島ひかり)を発表。
2023年、『僕の名前はルシアン』で長編映画デビュー。同作はユーロスペースにて劇場公開が行われたほか、MED 映画祭にて観客賞を受賞した。
2026年、長編第2作『家族という病』がアップリンク吉祥寺、池袋HUMAXシネマズほかにて全国公開を果たす。




映画『家族という病』ポスター

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