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松本の美容室がハーブティー発売 美容にまつわるブランド「pota」立ち上げ

「パッケージは、自分が漠然と思っていることを、深いところでつないで形にしてもらった」と宮坂さん

「パッケージは、自分が漠然と思っていることを、深いところでつないで形にしてもらった」と宮坂さん

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 松本市の美容室「JESSICA(ジェシカ)」(松本市大手1、TEL 0263-39-0522)が、美容にまつわるブランド「pota(ポタ)」を立ち上げた。

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 第1弾として2種類のハーブティーを発売。アンチエイジングを目指す「潤」と、質の高い睡眠をテーマにした「眠」で、それぞれ複数のハーブをブレンドしている。店主の宮坂雄一さんは「袋を開けた瞬間に感動できるくらい、見た目も華やかになるよう意識した」と話す。パッケージデザインは市内のイラストレーター・古荘風穂さんが手がけ、目を閉じた横顔に角度を付けることで、「潤」「眠」を表現した。

 職業柄、さまざまな仕事や趣味の話を聞く機会が多いという宮坂さん。その中からヒントを得て、「美容に関するオリジナルアイテムを作りたい」という思いを温めてきたという。「自分の中であえて縛りを設けて、その中でどこまでできるか挑戦してみよう」と、昨春に始動。睡眠についての悩みや、台湾発の漢方ハーブティーの店が東京にできた話などから、まずはハーブティーを作ることに決め、準備を進めてきた。

 ブランド名は、宮坂さんが美容からイメージする「水気」を基に、水滴が落ちるポタポタという音から名付けた。アイテムは、あえてオンライン販売はせずに、限られた店舗で取り扱うことにしている。「『この町ならこのお店』というようにして、店を訪れるきっかけもつくりたい」と宮坂さん。今後は新たなアイテムのほか、暮らしへの取り入れ方の提案もしていきたいという。「例えばハーブティーと合わせた茶器など、ペアリングの妙も楽しんでもらえれば」とも。

 美容師として20年以上のキャリアを持つ宮坂さんだが、商品開発や売り方を考えるのは、「美容師の仕事とはちょっと違って、頭の使い方が新鮮」だという。「アイデアはたくさんあるので、面白いと思ったことをどんどん形にしていきたい」と意気込む。

 50グラム入りで価格は2,970円。同店のほか、市内縄手通りの雑貨店「TOCA by lifart...(トーカ バイ リファート)」で販売する。

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