さまざまな素材で照明作品-松本のギャラリーカフェで「あかり展」

照明を落とした会場内にはさまざまな明かりが浮かび上がる。

照明を落とした会場内にはさまざまな明かりが浮かび上がる。

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 松本のギャラリー&カフェ「憩の森」(松本市城山、TEL 0263-38-7660)で現在、「冬に灯すあかり展」が開催されている。

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 会場には陶器・和紙・鉄・竹・木・ガラスといったさまざまな素材を扱う10人の作家の作品を展示。色、形の異なるそれぞれの明かりが照明を落とした会場内に浮かび上がり、いつもとは違う幻想的な空間になっている。

 和紙のランプシェードと竹の支柱、銅の土台で作られたキノコのような形の明かりは常葉工房(群馬県太田市)の青木勝明さんの作品。シェード部分だけではなく、鍛造や溶接も自ら行い、スイッチやねじの頭も植物のつぼみや実をイメージして作るなど、細部にもこだわる。

 燃料にサラダオイルを使用するサラダオイルランプは青野剛三さん(小諸市)の作品。鉄を打って作られた皿のような形のランプは、ティッシュペーパーを丸めたしんに火をともすと縁のオブジェの影が壁に浮かび上がる。

 同展は今回が初めての開催。「冬場なので何か暖かい感じのものをと思って」と店長の布施智浩さん。同店で扱うアクセサリーを作っている人や以前、個展を行った人などにまず声をかけ、そこから人づてにつながり10人の作家が集まった。「ちょっと値が張るものから、意外と手ごろなものまでいろいろあるのでぜひ。いつもと少し違う会場の雰囲気も楽しんでもらえたら」と布施さん。

 作品はすべて購入可能。ガラス=5,500円~、和紙=8,000円~、サラダオイルランプ=1万3,650円~など。営業時間は10時~17時(土曜・日曜は18時まで)。木曜定休。入場無料。今月18日まで。

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