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松本で食べ歩きイベント「味噌バル」 12蔵・30店がコラボし限定メニュー

昨年の様子

昨年の様子

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 地元産みそを使ったオリジナル料理を食べ歩くイベント「松本味噌(みそ)バル」が9月16日から、松本市内の飲食店30店舗で行われる。

豆乳を加えた白みそだれで仕上げた豚しゃぶロール

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 主催はみそ蔵や飲食店などの有志でつくる「松本食堂サミット」。参加飲食店は、松本味噌醤油(みそしょうゆ)工業協同組合加盟12蔵のみそを使ったオリジナル料理を提供する。チケットは100円クーポン30枚つづり(前売り=2,700円、当日=3,000円)で、複数人で利用することも可能。対象メニューを注文すれば、ほかのメニューにも利用できる。

 ドイツビール&欧風料理店「Sonnenblume(ゾンネブルーメ)」(松本市大手2)では、丸正醸造(出川町)のみそを使った「信州赤みそでコクを出したザウアーブラーテン」(1,400円)を用意。「トラットリアジラソーレ」(中央1)は三立醸造(松本市島立)のみそを使った「みそとくるみでローストした鴨(かも)肉(オレンジの香り)」(1,500円)と「みそ香る信州産白ひらたけのパスタ」(1,300円)の2品で、ランチ提供も行う。

 17日~19日には、花時計公園(中央1)で「松本味噌マルシェ」も開催。みそ蔵がブースを設け、レシピや楽しみ方を提案するほか、12蔵の味比べをする「きき味噌」などを行う。

 昨年に続き2回目の開催。県内産みそは生産量・消費量ともに高く、みそやしょうゆの醸造法を中国から日本に伝えたとされる鎌倉時代の高僧・覚心(法燈国師)の生誕の地が「福應寺(ふくおうじ)」(神林)であることにも着目して企画した。「松本のみそや文化にスポットを当て、味わってもらうことで、地元のみその良さを知ってもらいたい」と同サミットの山崎悠さん。「昨年より参加する蔵が増えて、メニューもバリエーション豊かになった。地元の方にも観光客にも楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 チケットはホームページのほか、参加飲食店などで販売する。問い合わせは事務局(TEL 070-3181-8732)まで。今月24日まで。

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