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松本でバスを改装した移動型ミュージアム 「信毎まちなかプロジェクト」一環で

車内ではさまざまな作品を展示

車内ではさまざまな作品を展示

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 大型バスを改造した移動型ミュージアム「MOBIUM(モビウム) 10th Aniversary&Final Tour」が3月19日・20日、りそな銀行松本支店隣の信濃毎日新聞松本本社建設予定地で開催された。

「MOBIUM」と河村さん

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 バスの中では車窓の流れる風景に合わせて稼働するシャッター窓や、通信速度で処理速度が変わるロードムービー作品、風景からお茶を生成する装置、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部・萩原ゼミの学生らによる作品などを展示。近隣を走る体験乗車も行われた。「バス自体がコミュニケーションメディアとしての機能を持っている」と、モビウムの代表を務めるメディアアーティスト・河村陽介さん。訪れた人たちは、スタッフの説明を聞きながら興味深そうに見入っていた。

 名古屋を拠点に活動する河村さんは、野外で録音した音を用いて作品作りを行っている。バスで移動しながら同じように活動する人がいることを知り、大型免許を取得し中古のバスを購入。2005年から河村さん自身が運転して、バスでの巡回展を始めた。

 10年を迎え、最後となるツアーは今月15日、岐阜県・情報芸術大学院大学からスタート。「車体の老朽化や、排ガス規制のエリア拡大などもあり、最後にすることにした。これまで開催した場所などを中心に、お礼も兼ねたツアー」と河村さん。今後は4月3日まで、全国5カ所の巡回を予定する。

 松本では2005年に市美術館で開催して以来2回目の開催。信州大学人文学部の金井直准教授とのつながりで、同新聞の「まちなかプロジェクト」を知り、その一環として企画した。河村さんは「松本はコンパクトな街という印象がある。町のにぎわい創出に一役買えればうれしい」と話した。

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