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松本で「みんなdeサンタ」 プレゼント手渡し、市街地を歩く

サンタクロース帽もプレゼント

サンタクロース帽もプレゼント

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 松本中心市街地で12月23日、サンタクロースやトナカイの格好をした若者が、クリスマスグッズなどを配りながら歩く「みんなdeサンタ」が行われた。

男子学生と一緒に記念撮影

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 市内の20~30代の有志7人が参加。松本駅を出発し、歩きながらすれ違う人に「メリークリスマス」と声を掛け、用意していたプレゼントを手渡した。喜ぶ子どもたちや、サンタクロースの帽子をかぶり一緒に写真を撮る男子学生グループ、車中から手を振る人たちも。

 2012年に始めた取り組みで、最初はサンタクロースの格好でゴミ拾いを行ったが、翌年は「せっかくだから何か渡したい」と松ぼっくりを用意した。昨年は行わなかったが、「『やらないの?』と言われて、じゃあ今年はやろうかと思った」と企画者の三村晶子さん。

 配ったのは、箱に絵やメッセージが描かれたマッチ。閉店したバーのマッチが大量にあったため、再利用を思いついたという。12月に入り、市内のカフェにメッセージを募集する箱を設置。「メリークリスマス」「ハッピークリスマス」といったものから、「クリスマスも平常心」というユニークなもの、写真を転写したものまで100枚以上が集まった。

 マッチのほかに子どもにも渡せるようにと、松ぼっくりや、以前イベント用に使ったサンタクロース帽も用意。当日は、「一緒に歩きたい」と東京からヒッチハイクで駆け付けた人も加わった。「メッセージをくれた人、箱を置かせてもらったお店など、関わった皆がサンタクロースなのだと思う」と三村さん。「誰かを思って何かをするというのは、温かい気持ちになれるとあらためて感じた。街行く人たちに少しでもお裾分けができれば」とも。

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