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松本・日本料理店「温石」で期間限定うどん-地元素材生かす

住宅街の一軒家。シンプルですっきりとした店内

住宅街の一軒家。シンプルですっきりとした店内

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 松本・元町の住宅街にある日本料理店「温石(おんじゃく)」(松本市元町1、TEL 0263-36-0985)が現在、期間限定で「うどん 温石」を営業している。

「温うどん(お揚げトッピング)」と「カレーうどん」

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 同店は2005年にオープン。通常は県内産の素材を生かした懐石料理を提供。地元野菜が端境期となる4月は毎年休業していたが、初めての試みとして「うどん屋」を企画。普段メニューにはない、地粉を使ったうどんを用意する。席数はテーブル8席。

 メニューは「温うどん」「釜上げうどん」(以上600円)、2種の酒かすをブレンドした白みそ仕立ての「酒粕(かす)うどん」(700円)、数種のスパイスやココナツミルク、鶏ガラだしを使った「カレーうどん」(850円)の4種類。「お揚げ」や「卵とじ」(以上120円)、「豚肉」や「牛スジ」(以上250円)のトッピングも。すべて県内産の食材を使う。

 「長野県は小麦の収穫量があるのに、うどん屋が少ない。以前から地粉を使ったうどんに挑戦したいと思っていた」と店主の須藤剛さん。地元の製麺所に須藤さんがイメージを伝え、オリジナルの麺を作ってもらった。「3種の小麦粉をブレンドし、理想のコシとモチモチとした食感のある麺ができた」

 1カ月間限定ということもあり、何度も足を運ぶ人も多いという。「『通常のコース料理だと手が出ないが、うどんなら』というお客さまが連日来てくれてうれしい」と須藤さん。「県内には素晴らしい食材がたくさんある。地元産の恵みに触れるきっかけになれば」とも。

 営業時間は11時30分~15時、17時~20時。日曜・祝日定休。4月30日まで。5月からは通常営業を再開し、懐石料理を提供する。

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