松本・本庄に天ぷらダイニング-実家の畑でとれた野菜を揚げたてで提供

カウンター席からは、齊藤さんが天ぷらを揚げる様子も見える。

カウンター席からは、齊藤さんが天ぷらを揚げる様子も見える。

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 松本・本庄に8月10日、「天ぷらDINING美武(みたけ)」(松本市本庄1、TEL 0263-39-3224)がオープンした。

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 店舗面積は8坪、客席はカウンター=6席、座敷=8席。注文が入ってから揚げる天ぷらは1つ60円から。食材は日替わりで、その日に採れた旬の野菜をメーンに提供する。インゲン、カボチャ、サツマイモ(各60円)、ナス、アスパラ(各80円)、イカ、タコ、牛肉(140円)などのほか、「穴子一本天ぷら」(500円)、「チーズの天ぷら」(250円)、「天ぷら茶漬け」(550円)なども。天ぷら以外にも一品料理やデザートも用意する。

 「今の季節はキノコがおすすめ」と店長の齊藤武秀さん。シイタケ、エノキ、マイタケ、エリンギ、マッシュルーム、ヤマブシタケ(各80円)、マツタケ(600円)などを豊富にそろえる。提供する野菜は安曇野にある齊藤さんの実家で両親が作っているもの。齊藤さん自身も畑に出て、収穫したものをメニューにしている。

 齋藤さんは市内の和食店で5年ほど勤務した後に独立。「天ぷらというと値段が高いイメージがあるが、焼き鳥やくし揚げのように気軽に注文できるような店にしたいと思った」と話す。出店場所が決まってから、「内装も、身内に大工がいるので一緒に作った。基本的に手作りするのが好きなのかも(笑)」と齊藤さん。

 オープンして1カ月。「お客さんにも『安いね』と喜んでもらっている。揚げたてはどんなものでもおいしいから(笑)」と謙遜(けんそん)気味に話す。「居酒屋なので、かしこまらずに気軽に来てもらえれば」とも。

 営業時間は17時~翌2時。

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