松本駅前に「100円均一」の立ち飲みバー、チェーン展開視野にモデル店

店内の壁にならぶアルコール自販機。グラスを置いてから100円を入れる。

店内の壁にならぶアルコール自販機。グラスを置いてから100円を入れる。

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 松本駅前の飲食店街「昭和横丁」内に7月21日、全メニューが100円の立ち飲みバー「スタンバイ おらが店」(松本市中央1、TEL 090-8858-3725)がオープンした。

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 同店は三宝新電(愛知県名古屋市)が今後全国チェーン展開を目指すモデル1号店。店舗面積は6坪。店内にはつまみを提供するカウンターと立ち飲み用のテーブル3卓のほか、グラスを置いて100円を入れるとアルコール類を注ぐ自販機5台を設置。地酒の「山清」、芋焼酎「からり芋」、麦焼酎「わら麦」、泡盛「まいふな」、ウイスキー「ブラックニッカ」を各100円で25~30ミリリットル提供する。ほかにも缶ビール(135ミリリットル)、缶ジュースも100円で販売。つまみもすべて100円。冷ややっこ、枝豆のほか、日替わりで総菜や乾き物がカウンターに並ぶ。

 「こういう経済環境だから、低価格でサラリーマンが『ちょっと一杯』飲める店にした」と店長の川上白雪さん。「帰りの電車・バスの待ち時間や、宴会までの時間があるときなど、いろいろな待ち時間の『ちょっと一杯』に使ってもらえれば」と話す。

 オープンして1カ月。「物珍しさも手伝ってか40代前後のグループ客が多い。常連さんもできてきた」と川上さん。今のところウイスキーが一番人気で、客単価は600円。3杯につまみ3品を頼んで30分ほど楽しんでいく人が多いという。「今後はつまみをさらに充実させ、200円のメニューも加えて選択できるようにしていきたい」(同)。ドリンクの銘柄は今後変えながら、生ビールも200円で提供する予定。

 営業時間は16時30分~22時30分。日曜定休。

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