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松本・裏町で「サヨナラヲスルタメニ」上演 活性化プロジェクト、2年目始動

ポスターを手に来場を呼びかける「TEAM Opcebo」のメンバー

ポスターを手に来場を呼びかける「TEAM Opcebo」のメンバー

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 劇団「TEAM Opcebo(オプセボ)」による公演「サヨナラヲスルタメニ」が4月28日~5月3日、松本・裏町の魚長ビル2階「スタジオ365松本うら町」(松本市大手5)で上演される。

稽古の様子

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 舞台は1990年、バブル期の松本・裏町。アングラ劇団のアトリエになっている殺風景な納屋へ未来から不思議な旅人2人がやってくる。新作公演について劇団員が話し合う中、それぞれの思いが交差し、芝居と人生、出会いと別れにつながっていくラブコメディー。旅人2人の配役は、おばあちゃんと孫(夕焼け)、孫2人(朝焼け)の2バージョンを用意。作・演出を手がける林邦應さんは「コンセプトは同じだが、テイストが異なる。興味のある人は見比べてもらえれば」と話す。

 4月21日から役者そろって同スタジオでの稽古を開始。せりふを合わせたり、照明や音響を調整したりして、本番に向けた準備を進めている。出演者の砂月夏輝さんは「今は喜怒哀楽をあまり表に出さないことが美徳とされているように感じるが、日々、真剣に生きているとそうでもないはず。感情をストレートに出すシーンが多いので、家族愛や友情など『もっと素直に出してもいい』というメッセージになれば」と話す。

 かつて繁華街として栄えた裏町の活性化を目標に、住民有志らが昨年立ち上げた「信州松本うらまちレジリエンスプロジェクト」の一環。同スタジオは、閉店したフィリピンパブを改装した。活動2年目となる本年度は、年4回の公演のほか、ワークショップや昨年まとめた冊子「ようこそ 裏町の歴史へ」の配布などを通じて、昼間のにぎわい創出を目指す。

 今回が5回目となる公演。回を重ねるごとに学生など若い人が客席に増え、客層が広がっているという。出演者の岡田健さんは「宣伝のためにポスターを店に持っていくと、『知っている』と言ってもらえることも増えてきた。舞台と客席がこれだけ近い劇場はなかなかないので、この距離感を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開演は28日=19時30分、29日・30日・5月2日・3日=14時(以上、「夕焼け」バージョン)、5月1日=14時、18時(以上、「朝焼け」バージョン)。料金は、一般=3,000円(2人以上の申し込みは2,500円)、高校生以下=1,500円。予約はウェブサイトで受け付ける。

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