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松本・寿豊丘に居酒屋食堂「たくみ」 前店の常連客が場所引き継ぎ

ダークブラウンを基調にした店内

ダークブラウンを基調にした店内

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 居酒屋食堂「たくみ」(松本市寿豊丘、TEL 0263-87-8762)が松本・寿豊丘の白川公民館近くに3月26日、オープンした。

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 場所は青果店「寿村市場」の隣で、「食事処(どころ)いこい」の跡。店内・外観共にダークブラウンを基調にした落ち着いた雰囲気に改修した。席数はカウンター、テーブル、小上がりで26席。

 メニューは、「寿村市場」から仕入れる旬の野菜などを使って提供。「本日のおすすめ」には、刺し身盛り合わせや焼き魚のほか、野菜や山菜の天ぷらなどが並ぶ。ほかに、「季節のたまごやき」や「そばピザ」(以上500円)、鶏もも肉かむね肉を選べる「山賊焼き」(600円)、「豚の角煮」(700円)など。ドリンクは、生ビール、焼酎、ウイスキー、サワー、ワインなど各種取りそろえる。店長の高木徹さんが季節に合わせて選んでいるという日本酒(1合600円~)は、「笹の誉(ほまれ)」や「水尾」「夜明け前」など地酒のほか、「酔鯨」(高知)、「夜の帝王」(広島)など各地のものを扱う。

 ランチタイムは、茶わん蒸しや小鉢2品が付く「石焼きビーフシチュー定食」(1,500円)のほか、日や週によって変わる「気まぐれ定食」(1,000円)や「週替わりどんぶり」(900円)、「角煮ラーメン」(800円)などを用意する。丼やカレーは大盛り無料、定食はご飯のお代わり自由。

 経営は建設業の「明翔」(同)。「いこい」の常連客だった同社社長が閉店を知り、場所を引き継ぐ形で飲食事業を立ち上げた。「地元の人が集う場として残したいという思いもあったと聞いている」と高木さん。オープンして1カ月、前店から通っていた人や近所の人の利用も多いという。

 店名は、高木さんが以前駅前で営んでいた店の名前を付けた。「まだ外食をためらう人もいるかも知れないが、機会があれば足を運んでほしい。地域に愛される店にしていければ」とも。

 営業時間は、11時~14時、17時30分~22時。日曜定休。

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