南松本に県内最大のシネコン-8スクリーン、客席総数1,374席

客席数364席で最も広い「スクリーン8」。座席もゆったりくつろげる造りになっている。

客席数364席で最も広い「スクリーン8」。座席もゆったりくつろげる造りになっている。

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 イトーヨーカドー南松本店敷地内に12月20日、シネマコンプレックス「シネマライツ8」(松本市高宮中、TEL 0263-24-0122)がオープンする。

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 同施設は県内最大の1,374席数を誇り、1フロア・8スクリーンを設置。館内はフラットな床や、トイレ、車いす席の完備などユニバーサルデザインで設計されている。座席は全席指定で、来場者はチケットカウンターで購入時、指定券を受け取る(前売り券持参の場合は引き換える)システムになっている。

 8つのスクリーンはスタジアム形式。各スクリーンに2席ずつ、車いす用の席を用意する。最も広い「スクリーン8」は県内最大となる5.7メートル×13.6メートルのスクリーンを設置し、客席数は364席。座席は座り心地だけではなく、通路の広さなどにも配慮し、ゆったりとした空間になっている。

 広々としたホワイエ(ロビー)は、上部に「なまこ壁」をイメージしたデザインを施した。フード・ドリンク類も充実させ、上映前もソファでくつろぐことができる。コリドー(通路)上部も、「松本は水、川のイメージがある」(建築デザイン担当者)と、川の流れをイメージさせる波型のデザインとなっている。

 20時以降のレイトショー(1,200円)も毎日行うほか、レディースデー(毎週水曜)、メンズデー(毎週木曜)はそれぞれ1,000円になる。そのほか、「夫婦50割引」(どちらか50歳以上の夫婦2人で2,000円)、「高校生友情プライス」(高校生3人以上で1人1,000円)などのサービスも。今後は会員サービスの提供なども予定しているという。

 副支配人の柳島健さんは「段差がないフラットな造り、サービスなど、小さなお子さまからお年寄りまで安心して楽しめる劇場を目指した」と話す。

 同19日のプレオープンでは「地球が静止する日」を上映。20日からは入れ替え上映を含め11作品の上映を予定している。

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