松本・緑町のチーズケーキ店「Ohkura（オークラ）」の2階に、バー「達磨（だるま）洋酒堂」（松本市大手4、TEL 0263-34-5136）がオープンして1カ月が過ぎた。

　店舗面積は約8坪、席数はカウンター8席。一昨年まで営業していたバー「Waterloo（ウォータールー）」跡を居抜きで使う。

　メニューはシングルモルトスコッチなどのウイスキーやカクテル（800円～）など。「本日のフルーツカクテル」は旬の果物を使う。店主の高村啓太さんは「今、出しているキンカンはそろそろ終わり。次はデコポンなどになると思う」と話す。フードはナッツやオリーブなどのおつまみ類を用意する。チャージは500円。

　高村さんは大阪府出身。10年近く名古屋のホテルに勤務し、バーテンダーの経験を積んだ。2015（平成27）年ごろに松本に移住。仕事をしながら、開業に向けて準備を進めてきた。「いつかは自分の店を持ちたいとずっと思っていた」と高村さん。「主役であるお客さまがリラックスできる空間づくりと、良いサービスを提供することを大切にしている。誰かと落ち着いて話したいときに選んでもらえる店にしたい」とも。

　店名の「洋酒堂」は、「バーというと敷居が高いイメージがある。洋酒屋さん、という感じで気軽に足を運んでもらいたいという思いを込めた」。「達磨」については、「ググって（検索して）みて、想像してもらえれば」と笑顔を見せる。

　営業時間は18時～翌1時。月曜定休。