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安曇野にサツマイモ専門店「おいも日和」-熟成の焼き芋やスイーツを提供

焼き芋をはじめさまざまなサツマイモスイーツが並ぶ店内

焼き芋をはじめさまざまなサツマイモスイーツが並ぶ店内

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 安曇野市のHAMAフラワーパーク安曇野内にある安曇野商店街に12月1日、サツマイモ専門店「おいも日和」(安曇野市三郷温、TEL 0263-88-2429)がオープンした。経営は農業資材卸売りなどを行う「ねんりん」(松本市渚4)。

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 店舗面積は約15坪。テークアウトのほか、店内にはイートインスペースも5席設ける。日本各地の厳選したサツマイモを使用した焼き芋やスイーツを用意。「サツマイモは赤ちゃんの離乳食から年配の方まで、幅広い世代に人気のある食材」と同社の宮下祥次社長。「食物繊維やビタミンが豊富な健康食品。より気軽により多くの人に食べてもらいたい」と話す。

 「蔵仕込熟成芋」は収穫後に専用貯蔵庫で厳しい温度管理のもと45日以上寝かせた後、店内の遠赤外線の窯で焼き具合を調整する。時期によってさまざまな銘柄のサツマイモを数種類用意し、焼き芋のほか、さらに低温熟成させた「冷やし芋」も提供する。現在は、「紅うれし」(100グラム145円)、「安曇野産ほしこがね」(同155円)など。「自然のままの味を生かしているので、甘みやねっとりした食感などそれぞれのサツマイモの特徴を十分に感じられるはず」。ほかに、大学芋(同230円)や、牛乳と合わせて作ったスイートミルクポテト(260円)などのスイーツも。

 「ほかでやっていないようなことをやりたいと思っていた」という宮下さん。農家とのつながりもあり、これまで自家用に作ってはいたがあまり流通していなかった安曇野産のサツマイモに着目した。「地元の農業の活性化の一助になればという思いもある。おいしい食材を多くの人に知ってもらいたいし、小売りの仕組みも確立できれば」とも。

 営業時間は9時~17時30分。第2・4水曜定休。

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