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松本に韓国居酒屋「サリーポチャ」-やかんで提供するマッコリも

店内の様子

店内の様子

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 松本・中央の「女鳥羽そば」隣に2月17日、「韓国居酒屋 サリーポチャ」(松本市中央3、TEL 0263-34-3315)がオープンした。

2階の座敷も韓国の雰囲気を演出

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 席数は、小上がりとカウンター、2階の座敷を合わせて35席。内装は、韓国出身の店主・中村サリーさんと同店を手伝う永塚大輔さんが、韓国から取り寄せた照明や壁紙を使って手作業で仕上げた。

 定番の韓国料理からオリジナル料理まで幅広く用意する。「豚バラ焼肉」(1人前1,000円、注文は2人前から)は、豚バラ肉・サンチュ・韓国産エゴマの葉・カボチャ・サツマイモ・キムチ・カクテキ・チゲのセット。「カボチャとサツマイモが入るのは珍しいと言われる」と中村さん。「韓国風牛しゃぶすき」(1人前1,500円、注文は2人前から)は、タイの鍋料理「タイスキ」を韓国風にアレンジしている。「ピリ辛のとてもおいしいダシを使った自慢のメニュー。ほかの店では味わえないと思う」

 タコがたっぷり入る「タコチヂミ」や、韓国式茶わん蒸し「玉子チム」(以上900円)などの一品メニューも。「辛いチャーハン」(1,000円)は、みそに唐辛子を混ぜた特製の調味料で味付けしたもので、「『食べたことがない』と言われる。鍋と一緒に食べるのもおすすめ」。ドリンクはビールやサワーのほか、韓国の薬膳酒「百歳酒」(1,300円)なども用意。「生マッコリ」(1,300円)と「マッコリ」(1,000円)は、やかんに入れて提供する。

 中村さんは6年前、結婚を機に来日。「ママ友」と開催していたホームパーティーで中村さんが作る韓国料理が人気で、「店を出して」という声が多く、開業を決意。オープンに向け、日本人が好む味付けや辛さなどを研究したという。子どもを連れて外食した時に周りの人に気を使って楽しむことができなかったという自身の経験から、座敷の貸し切りにも対応する(要予約)。「子ども連れや、おひとりさま、団体など、さまざまな人に利用してもらいたい。また行きたいと思ってもらえる店になれば」とも。

 営業時間は17時30分~翌2時(ラストオーダー)。日曜定休。3月19日にはオープン記念イベントとして、「豚バラ焼肉」を1人前500円(注文は2人前から、1人につき3人前まで)で提供する。

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