北海道名物「若鶏半身揚げ」-松本にテークアウト店、揚げたてにこだわり

「とりKING」店舗。取材中もぞくぞくとお客さんが来店。

「とりKING」店舗。取材中もぞくぞくとお客さんが来店。

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 松本・「西源流通団地店」西側に4月14日、北海道名物「若鶏半身揚げ」をメーンに販売するテークアウト専門店「とりKING」(松本市芳川小屋、TEL 0263-57-7444)がオープンした。

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 エヌティーシー(北海道札幌市)がフランチャイズ展開する「とりKING」。長野県内では初出店となる。総代理店はデリシャスフーズ(梓川)。

 看板商品は、特製塩ダレに漬け込んで一気に揚げる「若鶏半身揚げ」(730円)。パリパリの皮とジューシーな肉が特徴だ。そのほか「ザンギ(唐揚げ)」(300円)や北海道産減農薬栽培のジャガイモを使った「フライドポテト」(200円)など。「手羽唐揚げ」(5本400円)は、しょうゆ・ソルトステーキ・ジンガー・カレーの4種類から味付けを選べる。これら4点をセットにした「オールメニューセット」(1,500円)も。5月中旬からは「オリジナルフランクフルト」の販売も予定している。

 店主の栗林敏彦さん(58)は松本市出身。1年ほど前、「何か商売をしたい」と北海道の友人と考え始めたころ、北海道でラーメン店「ちゃーしゅう工房」を営む山田康雄さんに出会った。「ちゃーしゅう工房」で提供している若鶏半身揚げの味に感動した栗林さんは「これならやっていける」と確信、「山田さんの味を目指す」と意気込む。

 「『若鶏半身揚げ』の食感を楽しんでもらいたい。味付けもこだわっているのでぜひ味わってもらいたい」と妻の久美子さん(52)。「今はまだメニュー数が少ないが、これから北海道の海や山の幸を使ったメニューを増やしていく。おやつに、おかずに楽しんでもらえれば」とも。

 提供は注文が入ってから揚げるため10分程度の待ち時間が必要。「揚げたてを提供するのがこだわり。予約をおすすめします」。

 営業時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。

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