松本に国内産鶏肉使う焼き鳥店-元チェーン店社員が独立開業

焼き鳥屋っぽくない優しい雰囲気の店内

焼き鳥屋っぽくない優しい雰囲気の店内

  • 0

  •  

 松本・高砂通りに3月15日、「やきとり屋 末喜商店。」(松本市中央2、TEL 0263-88-3699)がオープンした。 店舗面積は22坪。席数はカウンターとテーブルで36席。

[広告]

 串焼きは2本260円から。鶏は「福味鶏」をはじめとする国内産鶏肉を使う。「砂肝」「ハツ」「若かしわ」「かしら」などが「おすすめ」。塩味で提供するものが多く、店主の末木賢一さん(40)自身が味を確かめて厳選した「企業秘密」の塩を使用する。備長炭でじっくり焼くのも特徴。「やっぱり香りが違う。焼き上がりも熱々でおいしい」。

 串焼き以外にも、親鶏と野菜を鉄板で焼いて自家製ポン酢で食べる「鉄板焼き」(560円)や、カシラと温泉玉子・きざみのりの上から特製タレを掛けた「鶏丼」(600円)などの鶏肉を使った料理も提供する。レンコンとゴボウの薄切りを揚げた「コンコンチップ」(400円)、2日間煮込んだ「牛すじ煮込み」(500円)なども「人気」という。

 アルコールはビールや日本酒・焼酎をはじめ、「女性にも飲みやすいものを」とカクテルや果実酒など多数用意する。800ミリリットルの生ビール「メガジョッキ」(800円)や季節限定の「いちご梅酒」(490円)なども。

 末木さんは、市内の焼き鳥チェーン店に20年ほど勤めながら「いつかは自分の店を持ちたい」という思いを抱いていた。今回、念願かなって独立を果たし、苗字の「末木」の「木」を「喜」に変えた店名にした。「お客さんに喜んでもらえる店になればいいと思って」と末木さん。

 オープンして間もないが、以前働いていた店のなじみ客も多く来店し連日にぎわっているという。「ありがたいね」と末木さんはほほ笑む。「(店内は)焼き鳥屋っぽくないので、女性も来やすいと思う。もちろんサラリーマンや学生さんも(笑)。居心地のいい店にしたい」。

 営業時間は17時~23時(ラストオーダー)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース