松本に安曇野放牧豚メーンの居酒屋-店内マナー「十カ条」も制定

おすすめの(左から)「てっちゃん」(380円)、「名物ホルモン焼ソバ」(700円)、「大盛りもつ煮」(480円)

おすすめの(左から)「てっちゃん」(380円)、「名物ホルモン焼ソバ」(700円)、「大盛りもつ煮」(480円)

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 松本・中町通りに3月9日、居酒屋「二丁目肉酒場」(松本市中央2、TEL 0263-39-5618)がオープンした。

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 経営は市内でイタリア料理店などを運営するユニゾンラボラトリー(同)。同店は同社が運営していた「ゴローゾ」から業態転換したもの。店舗面積は14坪。席数はカウンターとテーブルで24席。店内の壁一面に、赤く縁取りされた紙に書かれたメニューPOPを張り出す。

 メニューは安曇野産のブランド豚「安曇野放牧豚」や、鶏・牛を使った肉料理をメーンに提供。安曇野放牧豚を使ったメニューは、タンやホルモン・カシラなどの「炭火炙り」(380円~)をはじめ、「大盛りもつ煮」(480円)、「ぶた汁」(380円)など。「おすすめ」の「名物ホルモン焼ソバ」(700円)には豚ホルモンを使用、アクセントにユズコショウを利かせている。「脳みそバター焼き」(800円)などの希少部位を使ったメニューも。「ゴローゾ」で人気だった「ポークカレー」「ハヤシライス」(各600円)も提供する。

 アルコールはさまざまなオリジナルハイボールを用意。スタンダードの「角ハイボール」(450円)をはじめ、「二丁目ハイボール」(450円)は焼酎とオレンジリキュールを炭酸で割ったもの。「『ハイボールじゃないじゃん』とお客さんに突っ込まれるが…(笑)」と店主で社長の村瀬武史さん。「女のハイボール」(450円)にはカシスを使い、飲みやすいように工夫した。そのほか「生ビール」(480円)、「ホッピー」(200円~)なども用意する。

 安曇野放牧豚を使用するにあたり農場体験が条件だったため、同社が市内で運営するイタリア料理店「エスタジ」のスタッフも含め飼育方法などを学びに行ったという。「味のうまさだけでなく、生産者の思いなどを知っていた方が、お客さんに安曇野放牧豚の良さが伝わりやすいと思って」(村瀬さん)。

 同店では「二丁目酒場十カ条」を制定。「お邪魔しますの気持ちで臨むべし」「注文は決まってからするべし」など厳しい目線で定められたものもあれば、「女性にはお酒をおごるべし」などユニークなものも。「マナーを守って飲める人が少ない気がして…。『大人の社交場』だからね(笑)」。

 「コンセプトの『肉を食べ、酒を飲み、夢を語る』をしてもらえる店にしたい」と村瀬さん。「うちで食べて、飲んで、明日の活力にしてもらえれば」とも。

 営業時間は18時~翌4時。日曜定休。

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