日本酒専門店「酒と雪」(松本市大手4)が緑町に移転して1カ月が過ぎた。
昨年末に閉店した居酒屋「樽吉(たるよし)」の跡。店舗面積は約40坪。席数はカウンター9席と、予約で対応するテーブル席や小上がり席がある。カウンターは前の店で使っていたものを持ち込んだ。店主の吉田健一さんは「前の店と比べて広さは5倍くらいになったが、普段はカウンター席のみで営業しているので感覚としてはそんなに変わらない」と話す。
メニューは「ジャコとキャベツのサラダ」(480円)、「春巻き」(720円)、「豚の角煮」(980円)などを提供するほか、「本日のおすすめ」もある。日本酒は全て県内の蔵で、「岩波」や「夜明け前」「信濃錦」など定番8種類のほか、季節によって変わるものも用意する。
吉田さんは2001(平成13)年に移住し、登山用品専門店に勤務。「接客も、お酒も、料理も好き」だったこともあり、2019年12月、裏町のはしご横丁で開業した。1年ほど前から移転を考えるようになったという。「ここは松本城からも近く、観光客など通りがかりの人も多いエリア。もともと登山好きが集う店だったが、それ以外のお客さんも増えた」と笑顔を見せる。
「酒豪王選手権」や、文字を入れた漆塗りの箸をオーダーできる「オリジナルマイ箸」など、客と一緒に楽しめる企画も行っている。「相変わらずワンオペだが、接客を重視してやりくりしたい。場所が変わってもこれまで通り、楽しくやっていければ」とも。
営業時間は平日=17時~22時、土曜・日曜・祝日=16時~21時(以上ラストオーダー)。月曜、第2・4日曜定休。