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松本山雅FCプレシーズンマッチ快勝-リーグ開幕に向けて好スタート

ゴール前のチャンスを狙う山雅(緑ユニフォーム)と、それを阻止するアンテロープ。

ゴール前のチャンスを狙う山雅(緑ユニフォーム)と、それを阻止するアンテロープ。

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 サッカー北信越リーグ1部の「松本山雅FC」と、同2部の「FCアンテロープ塩尻」のプレシーズンマッチが4月5日、松本市の総合球技場アルウィン(松本市神林)で開催された。

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 昨年は、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域サッカーリーグ決勝大会で惜しくも1次リーグ敗退。天皇杯も湘南ベルマーレ(J2)を破るなどして4回戦まで勝ち進んだが、対ヴィッセル神戸(J1)戦で敗退した。

 新加入6人を含む19選手でスタートする今季は、「ONE SOUL~思いは一つ。共に駆け上がろう!~」をスローガンに掲げ、ユニホームも新デザインのものに切り替えた。

 大きなけがを抱えた選手のない万全の体制で迎えた今回の試合は、序盤から山雅ペース。開始早々、MF木村勝太選手がシュートを放つもキーパーにキャッチされる。何度も惜しいシーンが繰り返され、サポーターたちからはため息が漏れる場面も。そうした中、前半29分にキャプテンのFW柿本倫明選手が相手DFのクリアミスボールを豪快にゴールに蹴り込み先制。勢いに乗った山雅は33分、CKからDF石川航平選手がミドルシュートを決め、前半は山雅リードで終了した。

 後半6人を入れ替えた山雅は、早いパス回しとサイドを生かした攻撃を展開。何度かアンテロープのカウンター攻撃を受けるも、冷静な判断で封じた。20分にMF斎藤智閣選手、33分にFW小林陽介選手のPK、終了間際にDF坂本史生選手がヘディングでゴールを決め、5-0で山雅がアンテロープを下した。

 山雅のリーグ開幕戦は、12日に同会場で行われる対グランセナ新潟戦。監督、選手、スタッフ陣、サポーターが一丸となってJFL昇格に向けた戦いに臨む。

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