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「まめぐい松本城」商品化 松本の和紙専門店、定番土産に

「まめぐい松本城」中身は4種類

「まめぐい松本城」中身は4種類

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 松本の和紙専門店「紙館島勇」(松本市大手2、TEL 0263-35-1000)が、ハンカチサイズの手拭い「まめぐい」で菓子を包んだ「まめぐい松本城」を商品化し、販売を開始した。

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 「まめぐい松本城」のサイズは約33センチ四方。菓子入りの小箱を包み、松本城に見えるようにデザインした。上部の結び目は天守のしゃちほこに見えるように工夫し、正面に月見櫓、背面に堀を泳ぐハクチョウを配した。菓子はいずれも地元のもので、「新ばし飴(あめ)まめ板」(新橋屋飴店)、「ひとくち豆板」と「あめせんべい」(飯田屋製菓)、「味噌(みそ)モナランタン」(シュテルン)の4種類を用意する。

 同社が経営する縄手通りの和雑貨店「和来」で、東京の手拭い専門店「かまわぬ」の商品を扱っており、「まめぐい」もその一つ。包むと動物や食べ物の形になる「まめぐい」の中に、家をデザインしたものがあり、「松本城を表現できるのではないか」とひらめいたという。「包んだときにうまくお城の雰囲気が出るように試作を重ねた」と伊藤慶社長。これまで、手拭いのデザインの経験はあったが、「平面とは違い、立体で考えなければならなかったので難しかった」と振り返る。

 今月11日に開幕した「信州・まつもと大歌舞伎」に合わせ、会場のまつもと市民芸術館(深志3)で行われている「お化け横丁」のブースで販売を開始。「小さいサイズがかわいい」「お土産にちょうどいい」と好評だという。今回は350個の数量限定だが、今後は箱のサイズと中身を見直しながら継続的に販売を行う予定。「松本のさまざまな商品とコラボできれば面白い。定番土産となるように育てていければ」と意気込む。

 価格は1,080円~1,296円(中身によって異なる)。「お化け横丁」は今月17日まで。その後は「和来」で販売する。

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