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松本・石芝にイタリアン「フィオリーレ」 安曇野「ラ・フェリチタァ」から独立開業

黒板には「本日のおすすめメニュー」が

黒板には「本日のおすすめメニュー」が

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 松本・石芝の温浴施設「おぶ~」近くに6月25日、イタリア料理店「FIORIRE(フィオリーレ)」(松本市石芝4、TEL 0263-50-4345)がオープンした。

すっきりとしたデザインの店舗外観

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 店舗面積は約28坪。席数はカウンターとテーブル合わせて36席。安曇野・三郷のイタリア料理店「ラ・フェリチタァ」で11年間働いていた上原佳峰さんが独立開業した。パスタとピザを中心に、自家製や地元農家の野菜を多く使ったメニューを提供する。

 自家製か乾麺を選ぶことができるパスタは「季節野菜のぺペロンチーノ」(1,050円)、「自家製パンチェッタのカルボナーラ」(1,200円)など。石窯を使って焼き上げるピザは、回りに耳があるナポリタイプで、「マリナーラ」(1,050円)、「マルゲリータ」(1,250円)などを用意する。定番メニューのほか、季節の食材を使った「本日のおすすめメニュー」も。

 コースメニューは全てのパスタ・ピザからメーンを選ぶことができる。ランチは、サラダと前菜3種、ドリンクが付く「パスタランチ」、「ピッツァランチ」(以上1,300円)、サラダとパスタとピザ2分の1、ドリンクが付く「食いしん坊ランチ」(1,500円)の3種類。ディナーは、「Cena A」(6品、3,200円)と「Cena B」(5品、2,650円)の2種類のコースを用意する。

 ワインは「井筒NACコンコード2014」(2,300円)、「モンテプルチアーノ ダブルッツォ」(2,350円)など長野県産やイタリアの自然派ワインをボトルで提供する。生ビールやカクテルのほか、日本酒も。「自分が日本酒好きということもあるが(笑)、意外と料理と一緒に楽しめる」と上原さん。

 「いつかは独立したいという気持ちは持っていた。そろそろと思っていたときに、ちょうどこの場所が空くと聞いて決めた」とも。同所は、「ラ・フェリチタァ」が2009年に安曇野に移転する前に営業していた場所。「厨房は全てそのままというわけではないが、やはり愛着はある」と話す。

 店名にある「con La Felicita」の文字はそれぞれ、イタリア語で「ラ・フェリチタァ」=幸せ、「フィオリーレ」=花が咲く、との意味を持つ。「幸せの花が咲くような、楽しいひとときを過ごせる店にしていきたい。肩肘はらず、気軽に足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~22時。火曜定休。

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