見る・遊ぶ

松本・Mウイングでいわさきちひろのドキュメンタリー映画を限定上映

「いわさきちひろ~27歳の旅立ち」© CHIHIRO ART MUSEUM

「いわさきちひろ~27歳の旅立ち」© CHIHIRO ART MUSEUM

  • 0

  •  

 NPO法人「コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト」は8月17日~20日、絵本画家・いわさきちひろの生涯を描いたドキュメンタリー映画「いわさきちひろ~27歳の旅立ち」を松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で上映する。

[広告]

 その柔らかな絵からは想像できないほどの、波乱の人生を追った同作品。ちひろは、絵の道に進みたいと思いながらも望まぬ結婚をし、夫との死別、東京大空襲で家を失うなど、さまざまな苦しみを味わいながらも、27歳のときに絵で生きる決心をする。その後、疎開していた両親の故郷・松本から単身上京。再婚後、家族を支えながら、絵本表現を追求する姿が描かれている。3年に及ぶ取材を敢行した海南友子監督は「ちひろの生きる強さに、彼女の絵の印象が180度変わった」と語る。

 今年は、東京・練馬のちひろ美術館が35周年、松川村の安曇野ちひろ美術館が15周年という節目の年にあたる。「生き方に迷っている人や、家族を見つめ直したい人…ちひろの生き方や言葉がメッセージになると思う」と安曇野ちひろ美術館・広報普及部長の阿部恵さん。同村では3月に試写会を開催、「『鉄の棒を真綿で包んだような人』と言われたところが印象に残った」「絵の裏側にある思いを感じ取ることができた」などの感想が寄せられたという。

 先月には松本市で先行上映会が行われ、現在、長野市でも上映中。ちひろの長男で安曇野ちひろ美術館の前館長の松本猛さんを迎えてのトークイベントも行われた。「信州にも縁のある映画だから、見ることができる機会をなるべく作りたい」と同NPOの宮崎善文理事長。「絵しか知らない人も、背景を知ることでこれまでとは違った見方ができると思う。いわさきちひろの入門編として見てもらえれば」と話す。

 上映時間は、10時30分~、13時~、16時~(各回入れ替え制)。料金は、前売り=1,500円、当日一般=1,800円、学生=1,000円。18日の2回目上映後は安曇野ちひろ美術館学芸員の宍倉恵美子さん、19日の2回目上映後は海南監督がゲストトークを予定している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース