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松本・出川に玄米粉パン専門店「ORIZA+パン食堂」-食事メニューも充実

できたてのパンが並ぶ店内

できたてのパンが並ぶ店内

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 松本・出川に3月23日、玄米粉パン専門店「ORIZA(オリザ)+パン食堂」(松本市出川2、TEL 0263-88-5334)がオープンした。

ゆったりできるカフェスペース

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 店舗面積は約23坪、席数は28席。全てのパンに県内産の玄米粉「リブレフラワー」を使う。丸型の食パン「ブロートプレーン」(小=367円、大=630円)や「クロワッサン」(168円)などシンプルなものや、「松本牛すじカレーパン」「松本牛すじ焼きカレーパン」(以上210円)、「ミルクと卵のたっぷりあんぱん」(168円)など常時15種類以上を並べる。

 食堂のメニューには、野菜を中心にした3種の前菜盛り合わせと玄米パン食べ放題が付く。「トマトとフレッシュモッツァレラのカレー」(1,029円)、「はらぺこ女子の角煮シチュー」(1,260円)など。ランチタイム(11時30分~14時)にはドリンクを無料でサービス。購入したパンを食べることもでき、モーニングタイム(10時30分~11時30分)は210円追加でドリンクセットにもできる。ドリンクは、ノンカフェインの「玄米コーヒー」(367円)や「安曇野りんごジュース」(315円)、スタッフに好評で提供を決めた「自家製甘酒」(294円)など。「ギネス」「コロナ」「ワイン(赤・白)」(以上600円)などのアルコールも置く。

 玄米スイーツも提供。「ロールケーキ」「バナナタルト」(以上210円)、「シフォンケーキ」「フルーツタルト」(以上294円)などを日替わりで数種類用意する。同店オリジナルの「リッフル」は玄米粉を使ったワッフル。「いろいろあるワッフルの作り方の中にパンに近い製法があることを知り、うちのノウハウを生かせるかもしれないと思って開発した」と同店を運営する「オリザミッション」(同)社長の小倉一浩さん。「プレーン」(105円)、「シナモンアップル」(126円)、「ベーコンチーズ」(137円)など数種類を用意し、イートイン(472円)では玄米アイス付きで提供する。

 カタクラモール向かいで営業していた「オリザ クロス カフェ」を2010年に、安曇野市三郷の工場を昨年閉め同社を設立。富山県と石川県で玄米粉パン専門店「ファーマーズベーカリー」をプロデュースし、地元JAと協力して「独自産品化」に取り組んでいる。「小麦粉より値段が高いのにおいしいものができないと言われてきた玄米粉で市場を作れるかどうか。こだわりだけではなく、味やサービスで価値を出さなければいけない」と小倉さん。「おいしいものをバランスよく食べていただけるようにカフェメニューも考えた。玄米=健康だけではなく、まずは『おいしい』と言ってもらえるものを今後も作っていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時30分。

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