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松本のミネラルウオーター「城下町の湧き水」 市内の「女鳥羽の泉」詰める

「青系のパッケージが多いので、グレーで落ち着いた雰囲気にした」と古畑さん

「青系のパッケージが多いので、グレーで落ち着いた雰囲気にした」と古畑さん

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 印刷用紙や包装資材などを扱う大徳紙商事(松本市笹賀、TEL 0263-58-4680)が、市内の湧き水を使ったミネラルウオーター「城下町の湧き水」を企画・販売している。

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 酒造会社「善哉(よいかな)酒造」(大手5)の前にある、まつもと城下町湧水群で平成の名水百選にも選ばれている湧き水「女鳥羽(めとば)の泉」を加熱処理した。ラベルには、松本城や旧開智学校校舎、美しの塔やライチョウ、そば、リンゴなどを描き、グレー系で落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 同社では昨年4月、「松本サイダー」の原料の水を「女鳥羽の泉」に変えてリニューアル。同社営業部の古畑泰明部長は「口当たりがやわらかくて飲みやすいので、サイダーのときから、できれば水も出したいと思っていた」と話す。

 「上流県・長野から海をキレイに」を掲げる「海と日本プロジェクトin長野」にも参加。売り上げの一部は「女鳥羽の泉」の水質保全などにも活用する。今後は順次、取扱店を増やしていきたいという。「観光客をはじめ、地元の方にも使ってもらいたい。長く売れる商品として定着すれば」と古畑さん。

 500ミリリットル入りで、価格は170円。善哉酒造のほか、JR松本駅やアルピコプラザ内「松本のおみやげやさん」などでも扱う。

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