松本市の伊勢町通りパルコ横に12月1日、串焼きとハイボールの店「角」（松本市中央1、TEL 0263-39-8288）がオープンした。

　同店は11月まで営業していた炭焼き＆サントリーバー「アヴァンティ」跡。席数は58席。「気軽に洋酒を楽しめる場所」をコンセプトに、各種ハイボールやワインを主に提供している。運営は市内で居酒屋、沖縄料理店などを展開するニューコンセプトリゾート（島立）で、同グループ内で唯一洋酒をメーンとする店舗となる。

　「以前の『アヴァンティ』は5年営業して、その間に周辺にバーも増えてきたこともあり、グループのコンセプトでもある『気軽に酒を楽しんでもらえる店舗』に変えようとの判断から『角』のオープンを決めた」と店長の小口浩二さん。サントリーの「角」は洋酒の中でも一番リーズナブルであるため、洋酒への第一歩であってほしいとの思いを店名に込めた。「洋酒は踏み込みにくい部類かもしれないが、ウイスキー臭さを取って、女性でも飲みやすく甘口に仕上げたハイボールを用意しているので、若い人にも楽しんでほしい」とも。

　店名ともなっているサントリー「角」のハイボール（390円）、「角」をベースにしたジンジャー風味の「松本ハイボール」（450円）、ピリ辛風味の「スパイシーハイボール」（450円）、「トリス」「ローヤル」「山崎」などをベースにしたスタンダードなハイボールと、ワインはボトルのほか、ワインスタンドからの量り売り（250ミリリットル=600円～3リットル＝4,800円）などを提供。フードでは「信州福味鶏の串焼き各種」(2本 360円)、1人1本限定の「手ごねつくね串」（380円）、「牛スジのデミ煮込み」（480円）などがメニューに並ぶ。

　「ウイスキーは体を温める酒。煮込みと一緒に体を温かくしてもらえれば。しっとり飲むより、仲間と気軽にワイワイ楽しく騒いでいってほしい」と小口さんは話す。

　営業時間は18時～翌3時。日曜定休。