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デジタルデータが奏でるオルゴール−松本の企業がモデル機を完成
(2008年02月01日)
加速度センサーなどを開発販売するスリック(松本市芳川野溝)ではデジタルデータで演奏するオルゴール「カナデオン」のテスト販売モデルとなる試作2号機を完成させた。
「カナデオン」は音楽データの国際規格「MIDI」を読み込み、対応する音階の振動版を電子制御された「つめ」ではじいて演奏する。音楽データさえあれば従来のオルゴールのようにシリンダーなどの交換や曲長の制限もなく演奏を楽しめ、また規格に対応したキーボードを使えば演奏もできる。
同社の藤原晃平社長が以前から自動演奏ピアノを見て、オルゴールにも同じことができないかと考えていたところ、2006年に地元の展示会でサンキョウオルゴール(諏訪郡原村)と出会い、共同開発を始めた。2007年10月に完成した試作1号機に改良を重ね、きょう体を木製に変更。マホガニー材を使うことで、オルゴールの音色がよりぬくもりのあるものになったという。
「将来的には部品の小型化やネットから音楽データのダウンロード、携帯からのデータ転送などもできるようにしたい」と藤原さんは話す。
この試作機は1月22・23日に新宿で行われた「テクノメッセin東京」で展示・公開され、反響も大きく、「すでに購入の予約も入っている」(同社)という。パソコンが無くてもSDメモリから直接MIDIデータを読み込めるように改良を加え、4月に30台をテスト販売する予定。価格は約50万円。その後利用者の声を反映させ量産化し、5年後には6,000万円の売り上げを目指す。
カナデオンSRIC
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