松本・飯田町にカフェ新店-地元夫婦、早期退職で自宅改装し開く

白を基調とした明るい店内。店名は「コーヒー豆とか、小豆とかを扱うことが多いのと、自分が豆好きなので」(丸山さん)。

白を基調とした明るい店内。店名は「コーヒー豆とか、小豆とかを扱うことが多いのと、自分が豆好きなので」(丸山さん)。

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 松本市飯田町の藤森病院隣に11月18日、ひきたてコーヒーと手作り甘味を提供するカフェ「和かふぇ びぃんず」(松本市中央2、TEL 0263-31-0649)がオープンした。

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 店舗面積は約12坪、席数はカウンターとテーブル合わせて17席。注文を受けてから豆をひいて1杯ずつネルドリップで入れるコーヒーは、ブレンド2種類とストレート3種類(各400円)。手作りの甘味は「あんみつ」(450円)、「白玉クリームぜんざい」(450円)、「抹茶ロール」(250円)などを用意する。

 店長の丸山昌巳さんが30年以上勤めた施設管理会社を早期退職し、自宅を改装して開業した。「昔から漠然とカフェを開きたいと思っていた。定年を前にして実現できればと思って…」と丸山さん。昨年夏ごろ妻の伊鈴さんに相談し、「やってみたら」と言われて決断。名古屋の少人数制のカフェスクールに通うなどして準備を進めてきた。

 「手作りのものを出そうと決めて始めたが、まだまだ慣れない部分も多い。今までは自分で掃除することもなかったので…(笑)」。生まれも育ちも飯田町だという丸山さんは「何かやるならこの場所でやりたい」という思いを持っている。「街づくりというか、自分の住んでいるところなので気になるというか…やはり街が元気であってほしい。周りに知っている人が誰もいなくなるのは寂しい。みんなが気軽に顔を出せるような場所があるといいと思った」。

 「人と話をすることが面白い。これまでは全然知らない人と話をすることはなかったので…」と丸山さん。今後は少しずつメニューも増やす予定。「おいしいと言ってもらえるのが一番うれしい」とも。

 営業時間は10時~19時。

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