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松本に「OKINAWA KITCHEN」-家庭的な沖縄料理や現地の食材を提供

「家庭的な沖縄料理を気軽に楽しんで」と店主の百瀬さん

「家庭的な沖縄料理を気軽に楽しんで」と店主の百瀬さん

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 松本駅前記念公園近くに11月4日、沖縄料理店「OKINAWA KITCHEN」(松本市深志1、TEL 0263-31-0419)がオープンした。

店内には沖縄食材を販売するコーナーも

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 店舗面積は約20坪。席数はカウンター・テーブル合わせて20席。沖縄出身の店主・百瀬レジーさんが「米軍基地の近くで育った自分にとって身近な沖縄の食文化を伝えたい」と開いた。内装は自ら手掛け、ブロックを積んで白く塗装した壁は米兵の昔の住宅をイメージして仕上げたという。

 ランチはミニ沖縄そばとサラダがセットになった「ゴーヤチャンプル定食」(900円)や、「キャンベルスープ」とサラダがセットになった「タコライス定食」(800円)などを提供。「アドボ定食」(1,000円)は豚肉と鶏肉をしょうゆと酢で煮込んだフィリピンの家庭料理で、昔からよく作って食べていたものをメニューにしたという。

 夜は曜日を限定して主にバルとして営業。アルコールは焼酎やウイスキーなどを扱い、「瑞泉(ずいせん)」や「久米仙(くめせん)」(以上500円~)などの泡盛や、「オリオン生ビール」(600円)などの地酒も多数そろえる。ランチから夜の営業時間までは、沖縄の伝統菓子「ちんすこう」や「サーターアンダーギー」と、地元でよく飲まれている「さんぴん茶」のセット(400円)が楽しめるティータイムも設ける。

 店内には沖縄食材を販売するコーナーも。沖縄で広く親しまれている「ホーメルビーフシチュー」(700円)や「キャンベルスープ」(400円)、地元ならではの「沖縄バヤリース」(店内飲用=450円、持ち帰り=250円)や「島豆腐」(1,000円)などを並べる。

 百瀬さんは10年ほど前に松本に移住。製造業や建築業を経て独立した。「昔から作ることが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていた」と百瀬さん。「今後はステーキなども提供したい。伝統的な琉球料理とは少し違った、家庭的な沖縄料理を気軽に楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は11時30分~24時(月曜、木曜はランチのみ営業、14時30分まで)。日曜定休。

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