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松本のギャラリーカフェでガラス&木工家具展-洗練された空間演出

ギャラリー内は夏らしく涼しげな雰囲気

ギャラリー内は夏らしく涼しげな雰囲気

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 松本のギャラリー&カフェ「憩の森」(松本市城山、TEL 0263-38-7660)で現在、「安土草多ガラス×Kancraft木工家具展」が開催されている。

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 岐阜県高山市で制作活動を行う吹きガラス作家・安土さんと、木工家具製作「Kancraft」(蟻ヶ崎2)を営む羽柴完さん・弦さん親子が出展する。

 安土さんはグラス、皿、鉢、花器、ペンダントライトなど約200点を展示。作品は細かい気泡が入ったものや、薄くひび割れのような模様が入ったもの、ダークな色味のものなど、形はシンプルだがさまざまな表情を持つ。数種類の形で展開するペンダントライト(1万3,750円~)は、同カフェでも使用しているもの。「全て1点もので、形や色味で光の具合が違う」と店長の布施智浩さん。

 木工家具は椅子、テーブル、ローボードなど約30点。素材はクルミが中心で、タモやセンなどのムク材を使用する。両端を折りたたむことができるゲートレッグテーブル(18万円)は、3枚の天板をちょうつがいでつなげ、広げたときに脚が門のように開閉して出てくるようになっている。

 安土さんの展示は今回が3回目。「昨年は個展だったが、今回は誰かと一緒に…と考えたときに、羽柴さんにお願いしようと思った」と布施さん。昨年行ったワークショップがきっかけで知り合った羽柴さん親子とは、同ギャラリーの近くに住んでいるということもあり、共通の知り合いも多いという。「安土さんも羽柴さんも洗練された感じを持つ。並べるとしっくりときた」。テーブルに花器を置くなどのディスプレーを施し、軽やかな空間を演出する。「夏らしく、すっきりとした空間になった。ぜひ足を運んでもらえれば」

 作品は全て販売する。グラス、小皿、小鉢=2,625円~、酒器=2,940円~、スツール=1万5,000円~、子ども椅子=2万8,000円~、ローボード=8万円など。

 営業時間は10時~18時。木曜定休(7月27日は休み)。入場無料。7月29日まで。

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