クラフトフェア実行委員会による企画展「てのひらに」-フェア当日も開催

ギャラリー中央に置かれた「おてだま」は松永武さんの作品

ギャラリー中央に置かれた「おてだま」は松永武さんの作品

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 松本・県の松本クラフト推進協会に併設したギャラリー「クラフトステーションギャラリー」(松本市県1、TEL 0263-34-6557)で現在、クラフトフェア実行委員会による企画展「てのひらに」が開催されている。

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 県内外のクラフト作家26人が「手のひら」をテーマに制作した作品を展示。ガラスや陶器の器や盆、ほうきなどの「手に持つもの」や、お手玉などの「手で遊ぶもの」、ストールなどの「手で触って感じるもの」など、各作家がテーマからイメージした作品が並ぶ。

 「スタッフでクラフトフェアの応募用紙を見ながら、『この人の作品を見てみたい』と思った人にお願いした」と同実行委員の松下香葉子さん。木工、ガラス、陶器、金属、染織、皮革などさまざまな分野の作品が集まった。作品数は奇しくもフェアの回数と同じ「26」になったが、「特に数字を意識したわけではない(笑)。20人ほどの作品が集まればと思って多めに声を掛けたら、皆さんが快諾してくれたのでちょうど26になった」(松下さん)。

 「クラフトと聞くと、何となく手をイメージすることが多い気がした」と松下さん。同協会が発行している機関誌のタイトルも「掌(たなごころ)」。「テーマを思い浮かべながら、作品一つひとつを見ると作家の思いも伝わってくる。『こんな見方もあるんだ』と思ってもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~18時。入場無料。同ギャラリーでの展示は今月27日まで。クラフトフェアが開催される5月29日・30日は「あがたの森講堂棟」2階教室で展示する。

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