松本・中町に炭火焼き鳥店-鶏も野菜も信州産にこだわり提供

看板「気らく家」の味のある文字は書家の先生に書いてもらったもの。

看板「気らく家」の味のある文字は書家の先生に書いてもらったもの。

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 松本・中町に10月10日、「炭火焼き鳥 気らく家」(松本市中央2、TEL 0263-31-5986)がオープンした。

信州産の鶏肉を使った焼き鳥。炭火で焼く。

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 店舗面積は8坪、席数はカウンターとテーブルで16席。串焼きは1本80円から。鶏肉は「信州黄金シャモ」など、信州産を使用する。焼き鳥以外にも「特製山賊焼き」(900円)、「とりわさ」(450円)、「地鶏のたたき」(800円)など鶏肉のメニューが中心。鶏肉以外の素材も産地にこだわり、野菜は地元の農家と直接契約を結んで仕入れている。

 アルコールは「どまんなか」(500円)や「善哉(よいかな)」(450円)、「真澄 辛口」(450円)など長野のものも取りそろえる。食事をした人には無料でソフトドリンクを提供。「何かお客さんのためにサービスしたいと思って。焼き鳥やお酒はちょっと難しかったので、お茶やジュースなら…と。家に遊びにいくとお茶とジュースはただで出てくるでしょ(笑)」と代表の西澤哲也さん。

 学生時代、市内の焼き鳥店でアルバイトをしていた西澤さん。「いつか自分の店を持ちたいと思っていた」と話す。学校を卒業後、製造・技術関連の会社に就職。5年ほど勤めた後、学生時代にバイトをしていた焼き鳥店へ就職、3年ほど働いて独立を果たした。

 「焼き鳥は自分の手で串に刺して、炭火で焼いているので味には自信がある」と西澤さん。店名は「家に遊びに来てもらうように、気楽に寄ってもらいたい」という思いを込めて付けたという。オープンして1カ月半。「お客さんの反応も良く、うれしいが…(自分の店を持ったという)実感がまだ沸かなくて…。日々、勢いで突っ走っている感じ」と笑う西澤さん。「店名の通り、気楽に来てもらえればうれしい」とも。

 営業時間は17時~翌1時。月曜定休。

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