「松本落語会」が400回-登場回数1位・2位の噺家が記念の高座に

市内を歩いていると1度は目にするといっても過言ではない「松本落語会」ポスター。

市内を歩いていると1度は目にするといっても過言ではない「松本落語会」ポスター。

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 あがたの森文化会館講堂(松本市県3)で5月14日、「第400回松本落語会」が行われる。

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 松本落語会は1973(昭和48)年10月に1回目の例会を開いて以来、月に1回のペースで開催されている。1回目から勧進元を務める大島啓愛(よしのり)さんは現在74歳。「地方の文化団体で、400回も続けられたことはすごいこと。途中、病気で辞めた人などもいるが…やはり『落語をやってほしい』という声があるから」と話す。「最近は噺家(はなしか)の半分近くが新作落語だが、(落語会では)古典落語の人を呼んでいる。この2つは全く違うから」とこだわりをみせる。

 今年の10月には36年を迎える落語会。大島さんは例会の出演者と演目を記した「根多(ねた)帳」を記録としてまとめたいという。「解説を加えて、まとめて皆さんに渡すことができれば。演目は2,000近くもあるが…まあ、なんとか(笑)」

 記念となる400回目の例会は同落語会の登場回数が38回と最も多い金原亭伯楽さんと、次に多い35回の入船亭扇遊さんが高座を務める。

 開場=18時、開演=18時30分。チケットは、前売り=3,000円、当日=3,500円。

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