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松本でグラフィックアーティスト2人展 リソグラフ印刷の作品、2会場で

渡辺さん(写真右)とゲリニさん

渡辺さん(写真右)とゲリニさん

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 松本・日の出町通りの「Parades Gallery(パレーズギャラリー)」(松本市中央3)で現在、グラフィックアーティストの2人展「VIVID」が開催されている。

 北安曇郡出身で東京在住の渡辺明日香さんと、パリ在住のPauline Guerini(ポリンゲリニ)さんによる2人展。渡辺さんがこれまで手掛けたグラフィックデザインや、ゲリニさんがインスタグラムで発表しているパターンデザインなど、カラフルな作品28点が並ぶ。7月14日~16日の3日間は、松本パルコ(中央1)2階特設会場でも展示を行う。

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 作品は理想科学工業のデジタル印刷機「リソグラフ」を使って印刷したもの。版(マスター)を内部にある印刷ドラムに巻き付け、紙を通して1色ずつ印刷するため、独特な色の重なりやレトロな雰囲気が生まれる。「使うのはだいたい3、4色。リソグラフだからこそできる面白さがある」と渡辺さん。重なり具合が分かるように、それぞれの版で刷ったものも並べて展示する。

 渡辺さんはフリーのグラフィックデザイナー・イラストレーターとして、これまでにフジロックフェスティバルや、池袋パルコなどさまざまなイベントや施設、プロダクトのグラフィックデザイン、イラストレーション、ロゴなどを幅広く手掛けている。今年5月に、初の個展を東京で開催。地元でも開きたいと知人に相談したところ、松本パルコの担当者を通じて、同館での開催が決まった。その後、作品の制作を続ける中で、東京でリソグラフ印刷を行っている会社から「松本でリソグラフ印刷ができるように準備をしている人がいる」と、同ギャラリーの田中敦子さんを紹介されて2会場での開催が実現。1カ月ほど前から渡辺さんの元へインターンシップに来ていたゲリニさんも一緒に展示することにした。

 「県内では初めての展示なので、多くの人に見てほしい。特に、高校生や大学生など若い人たちに足を運んでもらえれば」と渡辺さん。同ギャラリーにある印刷機も現在、稼働に向けて調整を行っている。「リソグラフ印刷を知ってもらい、面白さや魅力を感じてもらえればうれしい」とも。

 営業時間は10時~18時。月曜・火曜定休。今月22日まで。松本パルコでの展示は14日~16日10時~20時。