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松本で「一箱古本市」初開催 SFテーマに42箱が出店

「まつもと一箱古本市」ポスター

「まつもと一箱古本市」ポスター

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 松本城大手門枡形(ますがた)跡広場(松本市大手3)で9月21日、「まつもと一箱古本市」が開かれる。

 出店者が一つの箱に自身がセレクトした古本を並べ、フリーマーケット形式で販売する同イベント。当日は、県内外から42箱が出店予定。地元作家によるクラフトブースや飲食ブースのほか、本を使ったコミュニケーションゲーム「ビブリオバトル」も開催する。

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 一箱古本市は2005年、編集者で文筆家の南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんが東京の谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアで始めたイベントで、近年は全国各地で開催されている。県内でも伊那や小布施などで行われてきた。「松本では比較的大きな本のイベントがなかったので、やってみたいと思った」と実行委員長で書店員の月元健伍さん。今年2月ごろから古本店「想雲堂」(大手4)などに声を掛け、準備を進めてきた。

 今回のテーマは「SF」。箱の中には出店者自身が思う「SF作品」が必ず1冊以上入る。「SFにはマイナーなイメージがあるのか、出店のハードルを高く感じた人もいるかも(苦笑)」と月元さん。「出店者も来場者も、新たなジャンルとの出会いになればうれしい。自分自身は今までSFに育てられたと思っているので、多少の恩返しになれば」と話す。

 2010年から定期的に「やつはみ喫茶読書会」を開くなど、本にまつわる活動を行っている月元さん。今回が好評ならば、来年以降もテーマを変えて開催していきたいという。「本を通して話が盛り上がって、交流につながれば。読書とは違った本との付き合い方を体験してほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。ビブリオバトルは現在、参加者を募集している。問い合わせは想雲堂(TEL 0263-87-8422)まで。

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