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松本に「ロティスリーレストロ RIN+8」-フランス料理ベースに県産ジビエも

北欧家具でそろえた店内。「広さも席数も前店の1.5倍以上になった」と小林さん

北欧家具でそろえた店内。「広さも席数も前店の1.5倍以上になった」と小林さん

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 松本城大手門駐車場(松本市大手3)1階に11月10日、ロースト料理店「ロティスリーレストロ RIN+8」(TEL 0263-32-8911)がオープンした。

調理する様子が見えるカウンター席

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 フランス料理をベースにしたロースト肉とワインをメーンにする同店。肉料理はフランス産のカモ肉やタスマニア産の仔羊(こひつじ)をはじめ、信州産の豚肉・牛肉などを使う。冬の季節には県内産のジビエも提供。「フランス料理でジビエは、秋冬になると登場する『旬』の食材」とオーナーシェフの小林昌和さん。店内はフィンランドやデンマークの北欧家具でそろえ、すっきりと明るい印象に仕上げた。店舗面積は約30坪、席数は30席。

 肉料理は「フランス産マグレ鴨胸肉のロースト」(2,000円)、「信州産豚肩ロースのスチームロースト」(1,800円)、「信州牛バベットステーキ」(3,000円)など。淡路島の魚を使った「天然お魚料理」(1,700円~)も用意する。おまかせ料理は3コース(4,200円、5,250円、7,350円)。ワインはフランス産のものを取りそろえ、グラスワイン(600円~)は6種類を提供する。

 ランチタイムは前菜・主菜・デザート(主菜1皿=2,100円、同2皿=3,150円)のコースを用意。主菜は月替わりで、魚・肉料理の3種類から選ぶことができる。

 小林さんは上田市出身。神戸で10年間、フランス料理店に勤めた後、地元に戻り独立して「RIN」を開業。10年の営業を経て松本へ移転した。「移転候補地はいくつかあったが、最終的に松本に決めた。前店は坂の上にあったが、ゆっくりワインを楽しめるように、街中で店を構えたかった」と小林さん。前店のスタッフも一緒に移住し、新しいスタートを切った。

 「『+8』は末広がりの『ハチ』で縁起を担いで付けた。気持ちも新たに頑張りたい」と小林さん。今後は、通り沿いの扉をオープンにして、立ち飲みスペースも展開する予定だという。「ランチ・ディナーはもちろん、結婚式の2次会や年末年始のパーティーなど、さまざまなシーンで使っていただければ」とも。

 営業時間は11時30分~13時30分、17時30分~22時(いずれもラストオーダー)。月曜定休。

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