松本パルコで「もう中学生展」-もう中学生さんが来場、解説ツアーも

もう中学生さんと「チュン太郎」「チュン次郎」。

もう中学生さんと「チュン太郎」「チュン次郎」。

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 吉本興業所属のお笑い芸人、もう中学生さんの小道具展「もう中学生 幸せになるギャグアート展」が現在、松本パルコ(松本市中央1、TEL 0263-38-2111)で開催されている。

参加者と一緒にコントをするもう中学生さん

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 もう中学生(本名=丸田典幸)さんは長野県長野市出身。高校卒業後に吉本総合芸能学校(NSC)に7期生として入学。現在、段ボールに絵を描いてコントを披露する芸風で活動している。

 今年10月に渋谷パルコから始まった同展は、実際に使用した段ボール小道具作品6点を中心に、「もう散歩inふるさと長野」と題された母校などを回った写真パネル、幼少期の写真やNSC時代の映像、「CDデビューした体(てい)」で作った23曲入りアルバムの視聴コーナー、段ボールに書かれた芸能人仲間からのメッセージなどを多数展示。趣味で集めた一升瓶のふたを並べた「お酒のフタのファッションショー」や、歴代の携帯電話、香田晋さんや郷ひろみさんなどのカセットテープ、ファミコンのディスクシステムなど本人の「宝物」を展示するブースも。

 21日はもう中学生さん本人が来場。握手・サイン会のほか、会場を解説しながら回る「ギャグアートツアー」、地元メディアの取材を会場で行う「公開取材」などが行われた。

 握手・サイン会には100人を超える行列が。もう中学生さんは一人ひとりと会話を交わしながら写真撮影などに応じた。撮影しながらも来場者に「ごゆるりと~」と声を掛け、ベビーカーに乗った幼児には「大きく育て~」と話しかけるなど、休むことなくファンサービスを行った。「ギャグアートツアー」では、先着30人限定で実施。解説を交えながら映像を見たり、段ボール小道具を使って一緒にコントを行うなど、参加者は「もう中ワールド」を満喫していた。

 「公開取材」は急きょ決まった企画。「松本に来たことはありますか」という質問に、「お父さんと『ココ壱番屋』のカレーを食べに松本まで来ていた」と答えると、会場からは驚きと笑いが混じった反応が。今までに作った段ボール小道具はすべて保管してあるというもう中学生さん。制作は1つにつき1週間ほどかけるため思い入れがあり、どんなにボロボロになっても捨てずにいると話す。「今までに作った数を質問されて70と答えていたけど、今回の展示用に撮影したときに数えたら120もあった。でもこの間、そのことを忘れていてまた70って言っちゃった」と話すと、会場からは笑いが起こった。最後に「松本経済新聞を見ると…『ためになったね~、ためになったよ~』」と持ちネタの決めゼリフで公開取材を締めくくった。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=300円、学生=200円、小学生未満は無料。今月29日まで。

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