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浅間温泉のホテルで「涼を感じる」ガラス展-安曇野の2工房が開催

涼しげなガラス作品が並ぶ

涼しげなガラス作品が並ぶ

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 松本の「ホテル玉之湯」(松本市浅間温泉1、TEL 0263-46-0573)内の「ギャラリー&喫茶 翡翠」で現在、ガラス作品展「-安曇野より-涼をよぶガラス展」が開催されている。

ガラスの中に花を閉じ込めたようなアクセサリー

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 同展は「あづみ野ガラス北工房」(安曇野市豊科)と「グラス・アート瑠璃工房」(穂高)の2工房による作品展。会場には約100点の作品を展示する。

 「あづみ野ガラス北工房」の酒井真一さんは花器やグラスを出品する。花器は一輪挿しや大きめのものなど幅広く用意。質感も、透明感のあるものやマットなものなど、さまざまなタイプを展示する。「景色」シリーズは、白地のものと黒地のものがあり、表面には流れるようなラインがデザインされている。同工房の松浦あかねさんは、底に動物を描いたグラスや、ねじれを生かした器などを展示。海底のようなさまざまな青色が融合した皿は、規則的に並ぶ気泡を模様にしたものも。「見て、使って、涼しさを感じてもらえたら」(松浦さん)

 「グラス・アート瑠璃工房」は、とんぼ玉やガラスアクセサリーをメーンに10人ほどが出品。ガラスの中にコスモスやヒマワリなどの花が咲くシリーズや、静寂な海をイメージして作られた作品などが並ぶ。「フュージング」という、ガラスを完全に液状化せずに表面だけを溶けた状態にする技法を使った作品は、ホログラムのようなキラキラとした質感が特徴。

 「安曇野は国内でもガラス工房が多い場所だが、あまり知られていないのでは」と「グラス・アート瑠璃工房」常務の高田彰さん。「地元で作られているガラス工芸の良さを、この機会に多くの方に知ってもらえたら」とも。

 作品は販売も行う。器=2,700円~、グラス=2,600円~、花器=6,300円~、ピアス=1,900円~、ネックレス=2,100円~など。営業時間は7時~22時。入場無料。9月11日まで。

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