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松本で世界最高峰のアウトドア映画祭-日本人監督作品含め10作品上映

乗鞍高原野外特設会場の様子。©バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル実行委員会

乗鞍高原野外特設会場の様子。©バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル実行委員会

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 世界最高峰のアウトドア・ドキュメンタリー映画祭「バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル・イン・ジャパン2010」が10月3日、まつもと市民芸術館(松本市深志3、TEL 0263-33-3800)で開催される。

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 30年以上の歴史を持つ同映画祭は「山岳」「冒険」「大自然」「人間」「環境」などをテーマに、カナダのバンフで毎年開催されている。昨年11月には、世界30カ国・300本以上の応募作品の中からグランプリ・受賞作品が選出された。その後、受賞作を含む優秀作品を中心にしたワールド・ツアーを開催、日本では全国11カ所、県内では乗鞍高原と松本市で上映する。

 9月11日に乗鞍高原で行われた上映では、野外に特設会場を設置。満天の星空の下、雪山をベースとした映像作品「icon」シリーズを手がける映像作家・関口雅樹さんによる3分間の短編作品「Deep/Shinsetsu(ディープ/深雪)」など、特別プログラムによる長編・短編合わせて5本が上映された。通路に置かれたランタンの明かりが会場をほんのり照らす中で、地元カフェが提供するドリンク片手に、詰め掛けた約300人はひんやりした空気も楽しむかのようにアウトドアスタイルで作品を堪能した。

 「今年は本当に天候に恵まれ、素晴らしい星空の下で上映できた」と主催のパタゴニア日本支社・マーケティング部の近藤勝宏さん。「関口さんの作品は日本人としては久しぶりに入賞したもの。関口さんの作品も含め、松本では10作品を上映するので、もっとさまざまなジャンルの山岳フィルムを楽しんでもらえると思う」と話す。

 上映は、プログラムA=開場13時30分・上映14時、プログラムB=開場17時30分・上映18時。料金は、AB共通プログラムチケット=2,500円、AB各プログラムチケット=1,500円。チケットはチケットぴあで販売し、当日券も用意する。

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