夏をイメージした素材の作品展「いろんな場所」-松本のギャラリーカフェで

「Travel」をテーマにしたエリア。大きなバッグや、ペットボトル用袋、下着入れ、アイマスクなどがそろう。

「Travel」をテーマにしたエリア。大きなバッグや、ペットボトル用袋、下着入れ、アイマスクなどがそろう。

  • 0

  •  

 リネンや麻素材など「夏」をイメージした素材で制作した小物を展示する作品展「いろんな場所」が7月5日より、松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556 )で開催されている。

[広告]

 同展は、「vapor trail.(ベイパートレイル)」こと河西美和さんの個展で、同店での開催は2回目。「Travel」や「Daily」など、テーマを生活の中の「いろんな場所」ごとに分け、各テーマに沿って制作された作品約250点を展示している。

 「友人が持っていたバッグを見て、『自分でも作れそう』だと思って作ってみたら、回りの反応が良かった」ことがきっかけで制作を始めた河西さん。作品には、家や飛行機などの刺しゅうが施されており、絵柄のデザインは絵本などを参考にしているという。

 同展開催に合わせて「初めて制作した」という旅行用に使える大きなバッグ(12,000円)には、「ペットボトルを入れられるように、ゴム付きポケットを側面に付けよう」「とにかくポケットはたくさん付いていた方が便利」など、アイデアをふんだんに取り入れた。女性ならではの視点から制作した、下着入れ(1,700円~)は、生地違いで数点を用意。エコを意識した作品も多く、エコバッグ(1,800円~)やはし袋(1,500円)なども。「機能的で、見た目にもかわいい」アイテムがそろう。作品はすべて購入可能。

 河西さんと一緒に会場を訪れていた高校時代の同級生は「友人がこうした展示をするのは、自分もうれしい。今は(河西さんの作品を)持っていないが、これから使っていけたら」と話す。「いろいろなリクエストをもらうこともある。今回展示したバッグと『全く同じものを』という注文もあった。そうした声に応えていきたい」と河西さん。現在は通帳入れや、新書用のブックカバーのリクエストがあるという。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。入場無料。7月30日まで。

松本でめいと叔母の「にこにこ展」-マフラー、帽子などを展示・販売(松本経済新聞)クラフト作家7人のオリジナル作品「ふくろ展」-松本のギャラリーカフェで(松本経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース