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松本のギャラリーカフェでステンドグラス展 古材のガラスを使った作品も

影も繊細な雰囲気を生み出しているギャラリー内の様子

影も繊細な雰囲気を生み出しているギャラリー内の様子

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、ガラスクラフト作家・伊東彩さんによる個展「いつもの 2015」が開催されている。

ランプシェードとオーナメントをディスプレーした空間

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 オーダーメードガラスクラフト「wawa」として活動する伊東さん。下諏訪町に工房を構え、制作に取り組んでいる。同展では、アクセサリーや、オーナメント、鏡など、定番のものから新作まで約80点を展示する。

 ステンドグラスを用いた作品のほか、古材のガラスを使ったものも制作。「ステンドグラスに比べて薄く、色合いも優しい。割れやすいので大変だが、作ってみようと思った」と伊東さん。アクセサリーは1ミリ薄いだけでも重さの違いを感じるという。家の形をした作品は、側面はステンドグラス、底面は古材のガラスを使用。底辺に少し隙間を作り、中に土を入れて植物を飾れるようにした。

 ランプシェードは、古材のガラスを用いたパーツをつなげて立体的に仕上げた作品を真ちゅう線と組み合わせた。ディスプレーした空間は期間中、少しずつ変化させていく予定。「冬の白い無色のイメージからスタートして、徐々に春らしく彩っていきたい」

 同ギャラリーではこれまで、グループ展での出展はあるが個展は初めて。「とても好きな場所で、自由に空間づくりをすることができた」と伊東さん。「新生活が始まる時期。家電やインテリアと比べると小さいものだが、ちょっと新たな気持ちになってもらえればうれしい。お祝いやプレゼントにもぜひ」と話す。

 作品は全て販売する。価格は、オーナメント=1,200円~、ピアス=2,100円~、ブローチ=2,300円~、鏡=4,300円~など。営業時間は11時~20時。火曜と第1・第3月曜定休。4月27日まで。

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