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松本のギャラリーカフェで「ブローチ展」-11作家の個性豊かな作品300点

さまざまな素材のブローチが並ぶ

さまざまな素材のブローチが並ぶ

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 松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、企画展「ブローチ展」が開催されている。

ブローチ収納箱も

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 出展はwawa(ステンドグラス)、辻本路さん、大胡琴美さん、pottelly、伊藤みほさん、金井三和さん(以上、陶器)、vapor trail.(布)、小沢夏美(布ほか)、Akane Bon Bon(紙)、mauve(金属)、熊谷俊行さん(木工)。さまざまな素材のブローチ約300点を展示する。

 ギャラリー内には各作家の個性あふれる作品が並ぶ。pottellyの「吹き出しブローチ」は、「いくだ」「いいかやあ」など県内の方言が書かれている。大胡さんの「日本のかたち折り紙シリーズ」は、鶴や風車など折り紙がモチーフ。wawaのステンドグラスのブローチは、「雲をつくる工場」「夕陽(ゆうひ)のきれいに見えるイエ」など一つ一つに名前が付いている。

 小沢さんは鳥の刺しゅうを施した「森のブローチ」と、木粘土を使ったブローチを出品する。鉛筆くずをリサイクルして作られた木粘土は、軽量で独特の質感。花の形をした「ヒメジョオンのダンス」や鉛筆の形をした「ポーさんの色鉛筆」、丸顔の「鉛筆屋のポーさん」などユニークなものも。

 ブローチのほかに、Akane Bon Bonは収納箱、熊谷さんはブローチ飾り額を制作。「事前に、『収納できる箱もあったらいいね』と2人で話して、それぞれ作った」と熊谷さん。「ブローチを置きやすいようにとくぎを打ってもみたが、サイズが違うと収まらなくて…結局シンプルなものになった」と話す。Akane Bon Bonは、ブローチの大きさによって調整できるよう付属のピンを付けたタイプと、中にすのこのように段差を設けることでブローチの留め具が収まるタイプの2種類を用意。「納品されたものを見て、ピンで調整できるのはさすが、と思った」

 同ギャラリーで11人の出展は過去最多だという。「ブローチは小さいものなので、多くの人にお願いしたら、想定以上にたくさん集まった」と同ギャラリーの熊谷幸枝さん。「個性豊かなものがそろっているので、ぜひお気に入りを見つけに来てほしい」と呼び掛ける。

 作品は全て販売する。価格は、ブローチ=90円~、飾り額=1,900円~、収納箱=3,240円~など。営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3月曜定休。3月1日まで。

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